愛と夢

alb10 1 good−bye−mama
2 愛の夢をくれ
3 君がここにいる
4 夢のかけら

5 ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ
6 真夏の夜は少しブルー
7 寝るだけさ 

8 ココロのままに
9 Tonight
10 はじまりは今(Album version)
11 おまえとふたりきり
宮本が日々のなんでもない愛と夢を歌う。その詩は単純で切ない。 誰にでも起こりうる、誰にでも感じられる普通のもの。 やさしい、あったかい、なんでもない日々のなんでもないもの。
「これだったのか?」「これが答えなの?」と思った。いやいや通過点だろう、たぶん。

タワーレコードのフリーペーパーで宮本が曲の解説をしてたので、それを載せます。

1 一曲目に相応しくある種の決意表明が明確に出てる。よーく聴くと、ボクのDX−7っていう古いシンセのノイズも入ってる。

2 イントロの非常にチープな感じのオルガンは、おなじみの佐久間さんのシンセ。

3 これは非常にトーンが優しい曲

4 ボーカルを重ねてる。アルバムの中で聴いた時に、またひとつパワーアップして聴こえた。
歌詞、メロディー、歌い方、アルバムを象徴するまさにシングル曲

5 力強いギターのリフから徐々に盛り上がる自然な展開など、ボクの作業の中で非常にストレートにできた、
シングルとしてアルバムを代表する曲になったと思う。

6 まったく叫ばない歌い方は初めてで。実を言うと、集合住宅なのでうるさいと上の階からドンドンやられちゃうんで、
大きい声が出せなかったんだけど(笑)。ただ、完成したデモテープを聴くと非常に自然だったし、
メロディー、曲の雰囲気と相まって”真夏の星空は少しブルー”なんてコトバが非常に自然に響いてる。ボクは非常に好き。

7 聴き手をボクらと同世代の男たちに想定して作った曲。歌詞が昔のエレカシっぽい。石君のスライドギターが渋い。

8 ホントはもっと高揚しない曲にしたかったんだけど、ボクのギターがカッコよすぎて、少し盛り上がってしまった(笑)。

9 ボクのやった拙い打ち込みデータの修正に6時間もかかっちやって、佐久間さんが
<老眼鏡と頭痛薬・・・・>ってうなってたという。次からなぜか、佐久間さんのほうから
<宮本クン、こんな感じでいいかな>って先にやってくれるようになっちやった。

10 シングルバージョンより、世路さんのオルガンと土方さんのアコギが全面に出されていて優しい感じになっています。

11 エレカシの新たな一面を感じてもらえたらうれしい。レコーディングの前に聴いていたベックの影響、多少はでてるかな。

 「まず楽曲ありきっていうか。メロディー、歌詞、歌い方の部分で勝負したいというのがあって。
わりとすごい狭い部屋の中で作ってる感じ、勢いとかエネルギーといったバンド感じゃない部分でね。」(99/6/26)

 すご〜く久しぶりにこのアルバムを聴いた。「真夏の星空は少しブルー」でグワ〜っときた。いい歌。なんていい声してんだ。 一番はじめに聴いた時と全く違って聞こえた。うむ、いい歌だ。(99/8/10)

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