生活
1 男は行く 2 凡人-散歩き 3 too fine life 4 偶成 5 遁生 6 月の夜 7 晩秋の夜 |
エレカシは更に加速してく。すごいスピード。
「一番いいのはね、仏陀の教えに従うことですよ(笑)」
エレファントカシマシ宮本浩次の内面をえぐりだすような、そんなアルバム。7曲しかないのに、20曲入ってるどこかの変な映画サントラより充実してる。音のバランスが悪すぎるとの声もあり。しかし、この時点でのエレカシは、これがベストと信じてる。名盤。
このアルバム、実は一番最後に買った。
手が出せなかったというか、聴いちゃいけなんじゃないか?と。
「生活」は宮本の内面の奥深くに到達してる、という事を知って、私なんかが聴いちゃ駄目なんじゃないか。と思ったからで・・結局買ったけど。だから、いっこいっこを解釈できるほど聴き込んでない気が今もするんだ。
ベスト版で3を聴いて、「え?なんか平気かな?」と思ったけど、石君が作詞、作曲に携わってたんだ。これだけ曲の感じが違う。1の「男よ行け 男よ勝て 俺はお前に負けないが お前も俺に負けるなよ」って。すごい歌詞だ。ジミー大西の「お前も頑張れよ」とは訳が違う。う〜む。やっぱり無理。うまく説明できん。もっと表現力があればいいんですが、誰か教えてください。そのうちコメントを増やします。いつか。(99/6/19)
ZeppTourに向けて・・というわけではないけれど、「生活」をMDに落として通勤中聴いている。
いやあ〜これを聴いたとしても、Zeppには何の影響もないんだろう。「生活」にあるものは、今のエレカシにはないと思う。「生活」にあった問題点というか。今も宮本はあの頃からの「こんなモンかよ、こんなモンじゃねーだろ?」っていうのがあって、それが今いい方向に花開いた、っていうかね。もうここで咲いて散るんじゃなくて。 地を這うというのか、(こう・・なんていうの?ドロ〜ッとした生き物がジト〜っとしてる・・・いやこんな表現じゃない!)”宮本の裏”、そんなとこから出てくるパワーみたいなのが爆走してくる感じ。
「それ以上も、それ以下もないよ」と言われてるようで、アルバムを通しで聴けんのです。
いまだに。
今でこそ、こんなに好きで、ファンになって、CDやらガンガンに聴きまくってるけども、「生活」が出た当時だときっと、「ナニコレ?」って言ってると思う。 特に「生活」は。(まったく)耳に入らない、て言うか。 「生活」は「男は行く」「凡人-散歩き-」「too fine life」「偶成」まではノンストップでいけんだけども、そこからが結構まだキツイ。なんだか・・・悲しくなっちやう。ムショ〜に。がくがく〜、がく〜。っとしてしまう。で、いつも「遁生」があとちょっとで終わるよって分かっていながら止めちゃう。まぁそこからまた聴くけどさ・・・・。
話がとっ散らかったけど、まぁ、今回のスタンディングツアー、より一層のエレカシの気合が感じられそうなので、かなり期待してます。さて、立ち続けられるのかな?2DAYS。「花男」やったらどうしよう。脳溢血になるかも。いや、野音でやってくれるかな?Zeppじゃありえないよな。(99/6/18の日記より)
野音で聴いた「遁生」はCDで聴く「遁生」とは全く違うものだった。(99/7/5)