東京の空

alb7 1 この世は最高!
2 もしも願いが叶うなら
3 東京の空
4 真冬のロマンチック
5 誰かのささやき
6 甘い夢さえ
7 涙
8 極楽大将生活賛歌
9 男餓鬼道空っ風
10 明日があるのさ
11 星の降るような夜に
12 暮れゆく夕べの空
いい言葉が思いつきません。 アルバムの中で、宮本自身がライナーノーツを書いています。 ここで紹介するのもバカらしいのでやめます。 いつか、いい表現ができたらということで。

このアルバム、まだファンじゃなかった頃にカセットをとったらしい。しかし、当時全然聴かなかった。 数回、聞き流したような気もする。全く印象にない。でもここにカセットテープがあるということは、 少なからず宮本の詩の世界や、エレカシの音に触れてたんだろう。 しばらくしてこんなに聴くとは思いもよらなかった。今にしてみれば、なんてもったいないとは思うが、 それでもいいかと思う。自分の状況が変化したんだということだけだろうな。(99/6/26)

「東京の空」を聴いている。エレカシを聴いたのは何日振りだろう・・。何日も離れてた。
CDのジャケ・・・ライナーノーツ・・ああ、どうしよう。涙が出てきた。

「この世は最高!」コノ時点で日本酒3合半のヨッパライは「くっ・・。」と声にならない嗚咽を漏らした。
「もしも願いが叶うなら」で更に日本酒を煽り、カツオのタタキをほおばった。
「東京の空」でまた泣いた。やさしすぎるぜ〜♪呑んでた日本酒が切れる。
「真冬のロマンチック」笑いながら昇天。藤沢周平の「逃走」に出てくる銀助を思い浮かべる。
「誰かのささやき」鳴く。日本酒を探すヨッパライがひとり。
「甘い夢さえ」気持ちが高揚してくる。タダ単に心拍数が上がってるだけなのか。
「涙」どうしよう。ほんとに。コノヒト、泣いてるよ。手には日本酒。
「極楽大将生活賛歌」部屋でゴロリ、頭を壁にぶつけてモガキクルシム。泣きながらヒトリゴト。「誰もなんにもいやぁしねえよ・・」
「男餓鬼道空っ風」なんかたりねえよ・・一緒に歌い、酒を煽る。肴はもうナイ。
「明日があるのさ」聴くだけで精一杯。部屋に宮本の声が響き渡る。「夜が更けたらくよくよしないさ・・」
「星の降るような夜に」ヨッパライ、寝転がり、空を見つめる。
「暮れゆく夕べの空」静かにナク平成のヨッパライに、宮本が歌い上げる。「夕方の音が・・」
(99/9/29 その夜)

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