ココロに花を

alb8 1 ドビッシャー男
2 悲しみの果て
3 かけだす男
4 孤独な旅人
5 おまえと突っ走る
6 四月の風 

7 愛の日々
8 うれしけりゃとんでゆけよ
9 流されてゆこう
10 Baby 自転車
11 OH YEAH!(ココロに花を)
前回の「東京の空」を最後に、Epicとの契約を絶たれたエレファントカシマシ。 約1年のフリー状態。下北沢でのライブ活動、新しいレコード会社との契約、 プロデューサーの参加・・確かに何かが動き出す。

私が買ったエレカシアルバム最初の1枚。買って損はないと、 (当時3500円しか持ってなかったが)買った。実際、損はしてない。 それより、なぜ今までエレカシを聴かなかったんだろうとの後悔が大きかった。

1.「ドビッシャー」の意味がわからず、「新解明国語辞典」を投入したが、その意味は載っておらず。 どうやら宮本の造語らしい。「ドビッシャー」か「クリッシャー男」なんてのを聞いたことがある。 「男は侍さ 食わねど高楊枝さ」ってこんな歌詞初めて聴いたが、宮本の声で言われると 「そだ、食わねど高楊枝!」と思ってしまう。

2.これは・・と思った曲。すきになってしまった決定曲。 「悲しみの果てに 何があるなんて 俺は知らない 見たこともない ただ あなたの顔が 浮かんで消えるだろう」
宮本でさえ、見たことがない「その先」。それを知る為に「素晴らしい日々を送っていく」んです。

8.シングルのC/Wでコレを聴いた時「和田アキコ?」と思った。 「はっ!」「ほっ!」がどうしてもアッコの「ハッ!」に聞こえた。今は違います!!
個人的には「宮本バージョン」の方がいいと思ってます。部屋の中で歌ってるのを聴いてる感じで。 「ぶちのめせ 世間の渦 したたかに 笑いとばそう 涙ならひとり流せ うれしけりゃとんでゆけよ」そのとうりだ。

9.「どんな悲しくても 日々の中へ 消えてゆく そうさこのままゆこう 日々の中 流されていこう」

10.「Baby Baby 自転車で 悲しみの交差点を 越えよう」コメントなし。

11.曲、詩が全て。ゴミみたいな感想が絶えられそうにありません。(99/6/26)

久し振りにコレを聴いた。なんだか知らないけど、涙が出た。全曲が胸を撃つ。
「悲しみの果て」
何度も繰返してそれでも何度でも胸を打つ。
「悲しみの果ては素晴らしい日々を送っていこうぜ」と歌う宮本は何て優しいんだろう。果てしなく宮本の声が自分の中で鳴り響き、潤わせてくれる。誰が何と言おうと、宮本本人が「コレは余技だ」と言い放ってしまっても、私はこの歌を死ぬまで愛すると思う。

「愛の日々」
俺はまるで何もわかっちゃないだろう 明日のこともてんで知りゃしないだろう・・・」 
「・・・・傷つけ合おう 愛の日々を・・」
愛は素晴らしいものだけど。愛するゆえに傷つけ合う。結局それは舐め合い、愛し合うことなのかもしれない。なんて思った。無条件にイイ歌。愛の日々。(00/8/13)

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