2001年
2001年11月21日 SHIBUYA−AX
2001年11月20日 SHIBUYA−AX
2001年11月14日 ON AIR OSAKA
2001年11月10日 名古屋クアトロ
2001年7月8日 日比谷野外音楽堂
2001年7月7日 日比谷野外音楽堂
2001年6月1日 Zepp Sendai (from.ガルガリさん)
2001年5月20日 Zepp Tokyo
2001年5月19日 Zepp Tokyo
2001年1月4日 日本武道館
2001年11月21日 SHIBUYA−AX 19:00開演。
渋谷AX。2日目。ライブハウスツアー千秋楽。
番号は629番。ゆっくり行ったらもう900番代の後半が入っていた。スタスタ入る。昨日は感じなかったが、後ろ半分はゆったりしている。前はそれなり。石君側のドア付近で待った。風邪薬が効かないと困るので、2倍の量をビヤーで流し込む。一気に酔いがまわり、ハッキリ「ラリって」いた。ヘロヘロであった。立っているだけで、私を中心に世界が回っていると感じた。
酔っ払っていたので、時間はあっという間に過ぎた。
19:00過ぎ、開演。
1.so many people
2.うれしけりゃ飛んでゆけよ
3.赤い薔薇
4.風に吹かれて
5.ゴッドファーザー
6.武蔵野
7.精神暗黒街
8.生存者は今日も笑う
9.I am happy
10.情熱の揺れるまなざし
11.即興曲
12.涙
13.孤独な太陽
14.かけだす男
15.デーデ
16.暑中見舞
17.やさしさ
18.花男
アンコール1.
19.ガストロンジャー
20.悲しみの果て
アンコール2.
21.コールアンドレスポンス
22.ファイティングマン
23.四月の風(ガクーッ↓↓入れ替えろ!!)
場内アナウンスが流れ、客が出口に向かおうとした時、宮本が上半身裸で出てきた。あとからメンバーも出てきた。石君の笑い顔が印象的だった。宮本は
「もう、やる曲がないんです…」と、言い、
「人間なんてラララ〜ラララララ〜♪」と歌った。そして去って行った。
昨日に引き続き、トミが宮本を肩車して、立って。笑った。お父さんみたいだった。宮本が降りようとしてバランスを崩し、前に倒れた。ドラムスティックを持ち、タカタカタカ…っとちょっと叩いていた。
トミは冷静に足を外していた。
前半、石君が宮本に水をかけられて、ギターが水浸しになっていた。その後替えていた。
「赤い薔薇」では照明で真っ赤に燃える宮本の声に触れ、泣いた。
「涙」では、息ができないくらいだった。
「やさしさ」ではエレファントカシマシを感じた。
「花男」は、天下無双であった。
「ガストロンジャー」でこの流動に呑まれても良いと思った。時折叫ぶ宮本の体。震える「何か」。
「コールアンドレスポンス」で死刑宣告された時、このまま死んでも良いと思った。
「ファイティングマン」は両腕を振り乱して踊った。
ホントはあんまり書きたくない。無くなっていってしまいそうなのだ。舞台に立つ「ヤツ」はなんかよくわからんけど、何かを「投げた」。それを受け取り。体に押し込めて。心臓がダイヤモンドみたくキラキラして。
でも、それは霞(かすみ)のように消えやすいモノで。
だから、誰とも話したくなかった。帰り掛け、またビヤーを買い、呑みながら歩いた。喉にカチリと刺さる刺激。夜空を仰ぐ。遠く、星が輝いていた。上を向いて歩いて涙が出るのを抑えた。頬は冬の風を感じるのに、体の奥深くに蒼白く燃える炎を無くしたくなかった。(01/11/22)トップに戻る
2001年11月20日 SHIBUYA−AX 19:00開演。
渋谷AX。
番号はA189番。パオの先行で、こんなに良い番号を引き当てたのは初めて。無論前に行く。石君側の前から2列目。最近。ともかくこの待ち時間が鬱陶しい。明日はもっと後ろの番号だから、ギリギリに行こうと思う。
ダラっとブラっと現れた。4人。演奏前から前の方はスゴイ圧迫感。体が斜めになる。右から左から後ろから。ぎゅーになる。前だからしょうがないとは言え、とてもびっくりする。
ヤバイと思い。右手だけは自由に動くようにしておく。左半身完璧に固定されてしまう。「so many people」のカウント。
1.so many people
2.うれしけりゃ飛んでゆけよ
3.赤い薔薇
4.風に吹かれて
「応用の利かないギタリスト、石森敏行。石君です。イエイ!」宮本に腕を持ち上げられ、照れ臭そうに一礼するギタリスト。
5.ゴッドファーザー
6.武蔵野
7.精神暗黒街
8.生存者は今日も笑う
9.I am happy
10.情熱の揺れるまなざし(え〜!??)
11.即興曲
「オーイエイ〜山手線〜秋の空〜東京の湿った空気〜今日は11月の20日で渋谷AXでエレカシのコンサート〜山手線〜エビバデ!最後まで〜楽しんでくれ〜俺達のコンサート〜最後までどんと行くぜ!気合いが入っています〜渋谷AX〜」みたいなウタ。
12.冬の夜
13.孤独な太陽
14.かけだす男
15.デーデ
16.暑中見舞
17.やさしさ(今ツアーで1番良かった。)
18.待つ男(なぬ〜!!!????)
アンコール1.
19.ガストロンジャー
20.悲しみの果て
アンコール2.
出てきて配置についたトミに近づいて乗っかり。トミが宮本を肩車した。トミが宮本を乗せて立った。トミは笑っていた。嬉しそうだった。
メンバー紹介。みんな一言づつしゃべった。
21.四月の風
(宮本の盛り上がりがコールアンドレスポンスに行きそうな感じだった。が。やっぱり。カウントをとる。1−2−3−4!となる。)
22.コールアンドレスポンス
(みんな最高だぜ!と言い放ち、宮本だけさっと引き上げてしまった。残ったメンバーが締めて終了。)
前方にいたためか、どうも、客が異常に盛り上がっていて。半分冷静で半分どこかに行ってしまった。あんまり集中できなかった。ライブ慣れしてない自分に嫌気がさす。
担ぎ出された人が何人かいたようだ。後半は、正面を向けず、斜めになって聴いていた。
やっぱり、アルコールを控えてライブに望むのは最近ダメです。サケー!!!サケくれー!!!!
ライブ自体は盛り上がり、エレカシはやりやすそうだった。何を話したかあんまり憶えてないのだが。MCが少なかったと思う。
「゛こんな時代だから…゛っていう言葉だいっっ嫌いなんだ!!それじゃ縄文時代とかはどうするんだよなあ!」とか。そういう話。だったような…
掛け声も。そんなになかった。シーンとするシーン(シャレじゃなくて)が何度もあったが、それは曲の余韻を味わう時間になって良かった。
曲を聴かせてくという感じだった。どんどんやっていた。
「やさしさ」は極上。綺麗な顔。綺麗な目。「待つ男」なんて。あの顔。あの目をみたら。「じゃ・・花男」と言いかけて「待つ男」になった。サウンドがシンプルになればなるほど。ウタウタイの声が心に響いてくる。それだけ、3人には緊張が走る。この3人の職人技があればこその「やさしさ」「悲しみの果て」「かけだす男」…。
集中してないとか言いつつも、あっという間だった。明日は絶対ビヤーをイタダキマッスル。
グビグビグビグビ呑んでやるー!ちきしょー!!!!!(01/11/20)トップに戻る
2001年11月14日 ON AIR OSAKA 19:00start
11組の71番なので。かなり後ろだと思って。ゆっくり行こうと思ったのだが。なにせ、もうやることがない。ので。並んで時間を潰した。
偶然隣にいた人に怪しく声をかけ。その人が川崎に住んでて。今は大学をこっちで過ごしてるという。若い女性だった。1人で来ていた。で、彼女がいい人だと直感し。今日1日あったことをベラベラと話す。人恋しいとこうなるのか。
「水上バスとはいいアイディアですよ!」と。誉められてニタニタする。万博公園が休園だったと言ったら「逆に休みの時に遭遇するなんて。ツいてるんですよ」と。言われた。彼女は12組だったので。でわ!と中に入る。
入るとかなり広い空間だった。渋谷のEASTに似てる。ビヤーを早々と空け、酔いが廻る。
19:00過ぎ煽りの拍手の中。スタート。
成ちゃん側の真ん中辺にいたのだが、ぐわーっとなり、勢いで前に。
1. so many people
2. うれしけりゃとんでゆけよ
3. 赤い薔薇(ココにいる全ての人に捧げようと言った。スタッフとかにも。)
4. 風に吹かれて
(その前に宮本に絡まれ、おかしくなったギターのチューニングに時間が掛かった石君。
「あんたも機転の利かない男だね!!チューニングが狂ったらギター替える!!…失礼しました。もうねーこの男はねー相変わらず、四角四面でね。皆さんはあの飛行機がねー怖いってあります?この男はねー…飛行機と船っていうと、ビクビクしてねー。自動車と電車は大丈夫とか言う…」という話から…
自動車事故で1年間で日本は1万人死ぬんですよ!こないだのテロで6000人でしょ?とかいう話…移動は全部飛行機を使ってんだとか。炭疽菌とか云ってるときにもオレらNYに居たんだとか。
結局石君はギターを替えた。
5. ゴッドファーザー(ブチキレル。トミ。めちゃくちゃカッコイイ)
6. 武蔵野(なんか泣いた。宮本の声はガラスのように。)
7. 精神暗黒街(ライブでやると断然バッチシ良い)
8. 生存者は今日も笑う(ビヤーを呑みたくなり、後ろに行く。しかし店がやってない…後ろで見る)
9. I am happy(良いよー)
10.即興曲(大阪〜大阪〜で生まれたわけじゃないけど〜なんとか古墳とか〜なんとかとか〜文明の〜日本文明の〜中心地だから〜いつも夢見ているのです〜だから〜大阪〜大阪〜今日は俺達を温かく迎えてくれてありがとう〜♪・・・というような歌。)
11.孤独な太陽(泣ける)
12.かけだす男(トミー!!!!カッチブー!!!!!!!!)
13.デーデ(イク)
14.暑中見舞
(後半すごく飛ばしてた。つーかあの「ウタウタイ」に合わせられるのなんてあの3人しかいねーとか思う。)
15.やさしさ(なんて良い声だ。しかし。後半、すごくゆっくりにさせてた。びっくりするくらい。なんで?)
アンコール1.
16.ガストロンジャー
(コレはイクしかねえ!と。今度は石君方向へ攻める。うおーっとなる。みんな絶叫してる。)
17.ファイティングマン(嬉し過ぎて。あんまし覚えてない。歌った。みんな歌っていた。)
アンコール2.
19.悲しみの果て(大合唱。宮本と一緒に歌う。)
20.四月の風
(生きていこうぜ〜!イエ~!!と言っておきながら。「ワンツースリーフォー」と始まったので。少し。ガクッとなる。大阪だと必ず歌うらしい。宮本にとって。大阪のファンに感謝の気持ちなんだろう。11月の風〜と云っていた。和やかムード。手拍子を取るファンも。最初、え?と思うくらいトミが遅く、宮本が怒(いか)っていた。「ヘタクソ!」とも。後から、ドラム台に登って、ギターを掻き鳴らし、「この速さだよ!)とトミにやっていた。)
21.コールアンドレスポンス
(宮本、あんた、最高だよ!!あんた最高のロックミュージシャンだよ!!@浜木綿子風と。思った。)
宮本に「死刑宣告」される為に「生きてる」気がした。死刑宣告されて、死んでしまう。そこで死んでしまうんだ。でも。また生まれるんだ。今までのなにかいつもどうりのもの。今までのもの全てを。常識とかを。最後に引っくり返される気がする。「このままあの世にいっちまえるのなら…」それができない。だから。ココで死刑宣告されて。死ぬ。でも。生命で。生活で。未来があって。もっと。力が溢れたもので。
大阪の客はかわい。宮本が息をすると客がそれに連動するんだ。宮本が息を吐くとそれを客が吸う。そして、客がまた吐くと宮本がみんな吸いこんでいる。まるで。反芻動物くんである。みんなホントに素直である。素直に楽しい。素直に歌う。素直に踊る。みんながあのウタウタイとその空間を共有することを。知り尽くしている。前にいても後ろにいても。腕を組んで微動だにしない人もいれば、アセダクになってる人もいる。「頑張ろうぜ!」とウタウタイに言われれば「オッケー!」と素直に云える。大阪のライブが盛り上がる理由はどうやらコレだと踏んでいる。どうだどうだ??
ちょろっとオフ会に参加させて頂いた。大阪は良いですね!と羨ましがった。
「違うねん。みんなアホやねん。」と言ってたけど。
名古屋に続き、今回のツアー2回目の旅だったが、体が持たない。バスに乗ろうとしたら、座席が書いてある方の乗車券がない。朝、行きと帰りのチケットを間違えて渡してしまったらしい。ワケを話し、なんとか空席に。10分もしないうちに爆睡。起きたら。東京の空。新宿の空。スターバックスで飲んだやつが。むちゃくちゃ体に染み込んで。歌舞伎町で歩きながら泣きそうになった。
(01/11/15)トップに戻る
2001年11月11日 名古屋クアトロ 19:00開演。
名古屋に行ってきた。
高速バスにのって、2度目の名古屋。着いたら4:30。バスから見た名古屋城が唯一の観光か。
6:00開場。成ちゃん側の壁にて待機。4人の登場を待ち切れない客が拍手と声で煽る。7:00過ぎ、ダラリと現れた宮本。この瞬間、頭の裏でスイッチが入る。待った。この瞬間を待ってた。「so many people」を皮切りに、前半、「ココロに花を」「明日に向かって走れ!」からのナンバーが続く。前方のモッシュゾーンの後ろに位置し、怪しい踊りをしたら、周囲が引いてくれた。そのスペースを利用して、音へ埋もれる。左側のスピーカーのお陰で、私の体は音に埋もれていくのだ。新曲やるのか??という期待がライブ開場で一杯の中で、続くは「good morning」よりのナンバーが。「ゴッドファーザー」のイントロ時点で、私はテンションがMAXに達してしまった。まさに「イって」しまった。
1、so many people
2、うれしけりゃ飛んでゆけよ(打ち込みあり)
3、赤い薔薇(すごく久し振りに聴いた気がした)
4、風に吹かれて(なんかわからないが泣いてしまった。この曲はたまにすごく泣かされる。)
MC(髪の毛切ったので、寒いとか言っていた。牛肉が好きだとか食べたとか。肉が大好きだからとか。)
5、ゴッドファーザー(イッた。魂がブチキレタ)
6、武蔵野(良かった)
7、精神暗黒街(ライブでやるのスゴイ好きだ。久し振りに聴いた。宮本もこの曲はいい曲ですねーと言っていた。)
8、生存者は今日も笑う(男の歌を聴いてくれーと言っていた)
9、I am happy(ライブで聴くと、良い。)
MC
(あまり思い入れのないNYに10月25日から10日間行った。なんにも持たないで成田に行って。飛行機は空いていて、スチュワーデスさんが話し掛けてきたとか。向こうに行ったら、焦げ臭かったとか。向こうのお盆なのかハロウィンやっていて、良かったとか。レコーディングしにNYに行って、こないだも行って、このまま永遠にレコーディングしに行くのかとか。やっぱリアルな話ってあんまり面白くないですねとか)
即興曲
(名古屋のライブは久し振りで、前回のツアーも名古屋にゼップがないから、名古屋は素通りした。コンサートも久し振りにやったら、気合いが入ってきた。テンション高いんだか低いんだかよくわかんねえけど気合いは入ってるぜ〜みたいな歌)
10、孤独な太陽(良い曲だと素直に思った)
11、かけだす男(イントロ部分のアレンジが良い。この曲の成ちゃんの音がスキ)
12、デーデ(またブチ切れた。前に行く。わけわからない。どうでもいい。アセダクになる。)
13、暑中見舞(宮本飲んでいた水をまく。其の水引っ掛かる。口に入った潤った。皆歌っていたスピード感あった。)
14、やさしさ(じっくり聴いた。宮本の声。そんだけだ。屋内なのに、夜空が見えた気がした。ゆっくりにするように、何度も要請していた。野音の時もそうだった。後半、石君のギターを止め、ドラムとベースだけにした。…成ちゃん。)
アンコール1.
15、星の砂(星娘と言った)
(デーデ〜星の砂がいいのにな。客、テンションを上げにくそうだった。が、途中からオッケー。終わったと思ったらまた「星の砂〜♪」と歌い出した)
16、珍奇男(長いんだよ!7分くらいあって!と言っていたが、リクエストサンキューといっていた。始まる前、「通りを越え行く」をやった。ちょっとだけだったが、びっくりした。珍奇男途中、エレキギターの調子が悪く、替えていた。皆歌っていた。)
アンコール2.
長袖黒シャツで登場(ツアーグッツ)。
17、ガストロンジャー(ぐわーっとなる。同時に前方はギューッとなる。そりゃモッシュになるさ。斜め前にいた女の人が押されて辛かったのか、私を睨んで蹴った。よくわからない行動だ。)
18、悲しみの果て(大合唱となる。何でコレで締めるのか。逆だったら。ガストロンジャーが最後だったら。放心状態で終われるのに。変に真面目になってしまった。いいけどやだった。コールアンドレスポンスが聴きたかったんだよー。)
新たな展開みたいなものはライブからは見られなかったけど、それでもやっぱりエレカシはいいなーと。思った。この虚脱感はきっとそうだろう。楽しかった。なんと言っても名古屋のノリが良い。東京にもない、大阪にもない、仙台や福岡とも違った。金沢に近かったかな。でも、もっと。名古屋らしさみたいなものがあった。
前の方で押したとか、蹴ったとか、乗っかられたとか、ぶつかったとかやってる人がいた。私は成ちゃん側にいて、それは石君側だったのだが。気のせいか、宮本はこっちばかり来たような気がする。其のせいか。気のせいか。気のせいだな。なんだか、そんなのがライブである。とか思う。蹴られた時にも思った。
皆がその場でノッているんである。みんなが自由に楽しんでさ。ギューギューされるのがいやだったら、前に行かなければいい。なんだって。多少の妥協と多少の譲り合いと多少の思いやりと。
盛り上がる曲、スピード感のある曲で盛り上がってるんだから。自然とそうなろう。ギューになっても、痛い思いしても。それに替え難い「なにか素敵なこと」があるから前にいるんだろう。
だってライブである。飛ぶんである。だって金を払って観てるんである。5000円だ。高い。何て値段だろう。法外だと思わないか。2時間5000円だ。もっと。自由に。もっとラフに。後ろにいても楽しみ方はある。前にいても楽しみ方はある。1000通りの。5億通りの。いろいろいるよ。いろんな人間が。だって、いつもはビヤー片手の後ろ専門なんだから。今までのライブを振り返っても。前に行ったのはホントにない。どのライブも位置じゃない。どのライブもいかにラフに自由に酔えて楽しかったと思えたかどうかである。払った分だけは楽しむ。払った分だけのライブを観たい。金貰って、歌を聴かせる。舞台に立つヤツが満足させる。当然だろう。躍らせろ。聴かせろ。俺達は客なんだ。勝手にやんぞ。(01/11/11)トップに戻る
2001年7月8日 日比谷野外音楽堂 18:00開演。
セットリスト。
ガストロンジャー
夢を見ようぜ
夢のちまた
悲しみの果て
孤独な旅人
東京ジェラシィ
デーデ
GT
上野の山
即興曲(ライブがハネて中華料理屋にメンバーで行ったら20品目くらい頼んじゃって食べきれなくてお持ち帰りにしてもらったんだよ〜っていう歌)
涙
孤独な太陽
昔の侍
Ladies and Gentlemen! goodmorning!
ゴットファーザー
武蔵野
sweet memory
so many people
アンコール1
奴隷天国
暑中見舞−憂鬱な午後−
やさしさ
ファイティングマン
アンコール2
今宵の月のように
花男
星の降るような夜に
コールアンドレスポンス
アンコール3
四月の風(忘れたから、慌てて出てきた)
昨日はC2列14番。今日はB9列22番。
何やろうか・・と今宵・・の後ウーンと考えてた時、私は「花男!」を絶叫した。3回くらい。
それでやってくれたかどうかは、分からないが、自分がリクエストしたものをやってくれたっていうことで、かなり嬉しかった。
あの時。「花男!」と叫んだ皆さん。自分が言ったからやってくれたと信じよう。私は私があそこで叫んだから、やってくれたと思ってみたりしてるからさ。オレ達、みんな気持ちは同じだよ。握手握手。そうだよなあ。あそこで花男じゃなきゃなあ。
今宵…がきた時はホントどうしようかと思うくらい「はあ?」だったが、隣になった人が「エレカシは年に1回、この野音だけなんで、すごく楽しみなんですよ」っていうことを聞き、なんだか。
そういう人がもし、今宵…を野音で聴けるとしたら、それは魔法みたいだし、ココロに染み渡るもので。
今宵…を聴けて良かったって。思うだろう。年に1回だけのエレカシ。野音。なんて考えみると。
その人は大満足で帰って行ったから、私が「ここで今宵なんて持ってくんなよなあ」って言わなくて良かったと思った。
やさしさでは絶対空を見る。ヘリコプターか飛行機のランプが見えると、なんだかぐっとくる。
野音で、エレカシ聴いてるんだなあ。と感じる。
恐ろしいくらいに外さない「今宵の月のように」「悲しみの果て」
でも、私がさだまさしのコンサートに行って「関白宣言」を聴くのと同じ位嬉しいものだと思う。さだまさしファンが「ここで関白宣言かよ」っていうだろうところでだ。
昨日のライブでは今宵をやらなかったことと、ガストをオープニングに使う潔さみたいなものを感じた。何しろ、今まで箱の中だけでしか聴いたことのない上野の山、過ぎ行く日々…を聴けたことがビックリドッキリだ。
ガストをトップに持ってくるところが「おっし宮本カッコイイぜ。」と思った。
野音だから、やろうぜ!っていうノリの良さも感じた。
最近はコール…のイントロだけで、わかっちゃう。もうこれで(本編)終わりか?って感じがあったし、ヨテイチョウワテキなノリが、Zeppツアーではげんなりしてたから、このセットリストはかなりお得で、嬉しいものだった。コールで締めるやり方を、どうにか。ガストだって、カウンター的な曲であって欲しいし、自分の中のガストが淀んできてた。
そして、やっぱり、しょっぱなからガストをやってしまうと、一体どこでカッチョ良く切り上げられるかみたいなものがあって、昨日はダラダラ(とは私は本気で全然マッタク全然思わなかったが)とアンコールが長引いた感じがする。そんで、今日もコールで締めたんだなって思った。だから、四月の風忘れたんだしさ。ファイティングマン、花男はさすがにモンクなしだと思う。そんで、ゴットファーザーがイチバンかな。昨日は。今の自分のイチバン近いところというか。花男も、ファイティングマンも過ぎ行く日々もそりゃあ毛穴からアドレナリンとか、ヘンな分泌物が全部出ちゃうけどさ。
ゴットファーザーやってくれたから、こっちの針も納まったような気がする。
石君は付け髭。ヒゲ部だ。やたらと余裕のある宮本。笑顔が出る。調子は全くイイのだろう。どうでもいいや。どうでも。
なによりも古い曲も新しい曲もバンドが現存して、生の演奏を見られるっていうところがすごいなあと感じた。
ユニコーンもブルーハーツも。もう生では見られない。
湿った空気はライブ中、ずっと続いた。私は宮本だけを見てたように思う。ウソだけど。
ビール呑みながら、ヘラヘラと宮本の声を聴き、日比谷の風を感じた。
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2001年7月7日 日比谷野外音楽堂
セットリスト。
ガストロンジャー
夢を見ようぜ!
夢のちまた
悲しみの果て
孤独な旅人
東京ジェラシィ
デーデ
GT
上野の山
即興曲
孤独な太陽
昔の侍
Ladies and Gentlemen! goodmorning!
ゴットファーザー
武蔵野
sweet memory
so many people
アンコール1
暑中見舞−憂鬱な午後−
ゴクロウサン
コールアンドレスポンス
アンコール2
風に吹かれて
やさしさ
極楽大将生活讃歌
過ぎゆく日々
星の降るような夜に
四月の風(七月の風と言っていた)
こんなにやってました。これこそ野音の醍醐味だと思う。このボリューム感。
明日、どうなるでしょうか。24曲か?いつかの正月のブドーカン以来だと宮本は言ってました。ホントにどんどん出てきて、昔のライブを思い出して、ちょっと嬉しくなりました。明日も行きます。楽しみです。感想は合わせてやるつもりです。
ビールは発泡酒でも充分です。明日も500を3本。持ってきます。トップに戻る
エレカシZEPP仙台覚え書き-青葉城恋唄とともに-
ガルガリさん 2001/06/05 00:53
17:30
整理番号 1階Aの13番。
並んでみてかなり早い番号だと気づく。
テンションが上がっていくのが分かってニヤニヤが抑えられない。
入場。みんな走るのでつられて走ったら、係りの人に注意されてしまった。
が、会場内。最前列。真ん中より少し右より。つまり、宮本さんと石くんのちょうど間くらいを確保。
自分的にかなりベストな位置。うほほ。
スタートまでの待ち時間が妙に長く感じた。
隣の人の話を密かに聞いたりして待つ。右隣、業界関係者らしきカップル。
19:10
客電がフッと落ちる。
次の瞬間、照明がバッとつきエレファントカシマシ登場。待ってました!いよっ!
うお!なんだかものすごい近い!1メートル先にエレカシがいる!
宮もっさんが、石くんが、成ちゃんが、トミが、そこにっ。ニコニコしてる。
あはは!どうしよ!すっげカッコイイ!
1.東京ジェラシィ
しょっぱなからこの曲ですかい!嬉しすぎ。
仙台ジェラッシィ 仙台ジェラッシィ ニッポンジェラッシィ〜♪
2.明日に向かって走れ
途中、宮本さんが成ちゃん側に来たときにマイクのコードで足を滑らせ、
足をV字にスッテンと転んでちょうど後ろにあったアンプに座るかたちに。
立ち上がって投げキッス。
ギターのチュ−ニングが合っていなかったらしく途中から投げ出す。
「(チューニングし直したギターを受け取りつつ)馬鹿がいてさ〜、俺がわざわざ安いギター壊してんだろって、
そんなこと無いですよ。昔はスタッフの人に睨まれちゃったりとかしてましたけど。
前お袋がライブ見に来たときにね「あなた心が痛むからギター壊すのはやめなさい」って言われちゃってね。
でも、リッチー・ブラックモアなんか、あの、イギリスのハードロックバンドのギタリストですけども、
コンサートの時にわざわざ壊す用のギターおいといてね、それ取りに行くんだよ。
や、すごいギタリストなんですけどね。」
このMCの間中後ろで石くんが嬉しそうに笑をこらえてた。
特にリッチー話の時。肩震わせてこらえる。
4.かけだす男
出だし。おお!かけだす男だ!トミのドラムが凄い!
宮本さんの「とまどうことなかれ高緑!」で、成ちゃんのベース。渋すぎ。成ちゃんステキ。
一端終わって「アドリブでした」。ほんでもう一回最初から。
「優しさにたどーりつけそ−さーっ」ってとこが好きでたまらん。
5.孤独な旅人
「旅の歌を」と言って始める。JR東日本。
「江戸時代なんてね、東京にもトキが腐るほどいたらしいんですよ。
スズメなんかと違って、すばしっこくないからパンなんて鉄砲ですぐ打たれちゃって
食べられちゃてったらしいです。そんで減っちゃったんですね。」
6.悲しみの果て
短いけど凝縮された曲だな〜。何度聴いても良い。
7.おまえと突っ走る
またも「ココロ」からの嬉しい選曲。
石くんのギターソロ。オレンジ一色だったライトが石くん側だけバッと白に変わる。
腰を落とす落とす落とす。鼻血出そう。
8.青葉城恋唄
アコギに持ち替えてボロロン。
何が始まるのかと思いきや、なんと「青葉城恋唄」?!
広瀬川〜流れる岸辺〜♪
まさままさかZEPPで聴けると思っていなかったので、かなり嬉しい。
時は巡り〜♪会場も一緒に歌ってちょっとした合唱に。
「なんでお前ら俺の曲ん時はアレで。やんなきゃ良かった。早く終わろ。」と笑いつつ。
瀬音ゆかしき〜杜の都〜あの人は〜もういな〜い〜♪
「俺この曲小学校の時すごい好きでね。ベストテンとか良く見てましたけど。
そういや最近エレカシはベストテンに受かってませんけど。受かるってのもあれだけど。
どうしたんでしょうか?曲が悪いからですか?」と石くんにマイクをむける。
石くんギター構えたままうつむき加減で「違います。」
ゴツンとマイクで頭を叩かれ「予想通りの答えですね」とか言われる。
でもニコニコ。
9.今宵の月のように
青ライト。この曲は石くんを見てよう。と決め、終始石くんを凝視。
石くん、あなたホントに男前ですね。とつぶやく。心の中で。
10.真夏の星空は少しブルー
椅子に腰掛けて「弾き語りの曲を何曲か聴いてください」。
出だしの口笛の上手さに驚く。スゲ。
宮本さんのギターから始まり、トミのドラム、成ちゃんのベースと重なる。
石くんは待ちが長い。じっと待つ。待つ。あ、弾いた。
歌い終わってから
「アルバムのは今聴くとカタイんですよね。アマチュアの時はライブとかでやって
から
レコーディングでドンと一発で録る。でもこれ、仕事だと作ってすぐアルバム入れ
ちゃうもんだからカタイんです。」
「マイケル・ジャクソンのスリラーってアルバムは4300万枚売れたんですよ。
マイケル・ジャクソンなんてさ、5年に一回アルバムとか出してテレビ出演1回くらいしてりゃ
食いっぱぐれないからね。」
11.誰かのささやき
「(弾き語りの曲やるって言ったけど)やっぱり」と言って立ち上がる。
イントロ。会場から歓声。
あーもう、ホント。大好き。サイコウ。
「いつまでそおして〜」とかってに輪唱。
「チオビタのCM、アレ俺嫌いでね、栄養ドリンク。
高緑さんが好きなんで全部高緑さんにあげちゃうんですけどね。ね、高緑さん。」
と成ちゃんの方を見る。成ちゃんニヤリ。
12.孤独な太陽
この曲でちゃんとギター弾いてる姿はあんまり見れないな。と思ってじっくり堪能。
テレビでだれ〜んと手はずしてるのもそれはそれでカッコイイですけどね。
13.新曲
「幸せと言えば言える 俺達の憂鬱を」
なんか宮本さんものっすごい楽しそうに歌ってた。
ギター無しで右に左に縦に横にに動きまくり。
賛否両論みたいですが、好きですこの曲。
14.武蔵野
ダダツツダッツダツダツダッ ジャジャジャーン・・・
仙台の〜川の向こお〜か〜わいた土〜
この曲聴くと夏って感じがする。何故か。
「俺ツアーとかって大阪とかすごい好きでね。もちろん東京も好きですけど、
でもなんか東京とかってのは普段の生活とかさ〜あるじゃないですか。」
うん。そうなんすけど。あの、仙台は・・・?
15.コール&レスポンス
目ん玉ひんむいて「死刑宣告!」
わたし「死刑宣告」に大喜び。
(アンコール1)
白シャツでダーッと登場。
16.デーデ
ポクポクポクポク この音でテンション上がる。
金も〜ち とりも〜ち 力もち〜 もちにもいろいろあるけれど〜♪
17.星の砂
「星娘」。
デーデに引き続きこの曲。文句なし。
おぅらぁ ほーしーのすなっ!
18.星の降るような夜に
「成ちゃんの結婚記念の時に作った曲です」
石くんギター弾きながら「歩こうぜ〜」と口ずさんでる。
宮本さん石くんの首を抱えて成ちゃんとこに引きずっていく。
でも石くんギター弾き続ける。弾き続ける。その後、
石くん中央に引っ張られ宮本さんのマイクで一緒に「歩こうぜ〜い」と歌う。
嬉しそう。ドーンと背中を押され中央に。
そんでその位置でしばらくギターを弾いて、またスススーっと定位置に戻ってしまった。
19.四月の風
もうどうなってもいいです。ってくらい好きな曲。
なんだよ、やんないかと思ったよ〜。嬉しいじゃないかい。
もう六月だけど十分「四月の風」。
(アンコール2)
あ、またシャツ着替えてる。グレーだ。
20.ガストロンジャー
「どうなのよ?え、どうなのよ?」の問いかけ。カウント。
照明。真っ赤っか。そんでビカビカライト。これすごく好き。
ガストロンジャー!!っていう感じの会場の雰囲気。スゴイ盛り上がり!
いっぱいの腕が拳がうねるうねる。「オーオーオーオー!」。叫ぶ叫ぶ。
あー、終わらないで!もう少し!もう少しだけ!!
と思っても終わってしまうもんです。終了後軽く放心状態。
スタッフの人に「外に出てくださーい」と押し出され、外へ。
21:00
なんかね、ライトを浴びたエレファントカシマシはこんなにもカッコイイのか。と。
そんで、石くんの男前っぷり美人っぷりに改めて惚れてしまいした。
最後ペコって頭下げたのがすごく石くんらしかった。
宮本さんは髪が長かったです。噂通り。でもあんま違和感は無く。
とにかく細い足に目が行ってしまう。まるでルパンの足のよう・・・。
成ちゃんは相変わらず不動でドッシリとベースを弾いてました。
トミのたくましい二の腕も間近で拝めて幸せです。
今回は石くんいぢめ少なかったな。体当たりされてたくらいで。
でもエレカシライブ初の友人は「なんで石くんて人あんなにどつかれてたの?」
とか言ってました。わたしも「石くんはそれが嬉しいんだよ」とか勝手なことを言いつつ。
なんだか今回は近すぎて見ることにも集中しなきゃいけなくて。
かなり心身共に集中力の高かったライブでした。楽しかった。(戻る。)
2001年5月20日 Zepp Tokyo
18:00開演。
魂は何度でも生まれ変わる。
Zepp tour2日目。昨日と同じ時刻に行ったら、もうすっかり抜かされてた。今日はAの1139。行ったらB組が入ってた。そそくさと入る。昨日の場所へ行ったが、なんだかもう。いいや。という気分と、じっくり観てやろう。という気分がドッキング。後ろの一段高い段の方へ。偶然隣に知り合い。おお。なんとも偶然です。ダラダラモードはさらに。ビヤーも入り、ますます。自分はライブ後にとっておきます。ライブ後の美味いビヤーを信じて。開演ギリギリまでブロック内の後ろに誰もいない状態。ハハ。
少し時間押し気味。開演。
昨日、コール…の時にぶっ壊したギブソンの変わりに石君のレスポール。使い込んでるなあ。石君のだからな。剥げてるなあ。それにしても初めて観る。宮本のキンピカレスポール姿。タテ気味に弾く姿カッコ良い事この上なし!
「東京ジェラシィ」(ライブ版はめちゃくちゃいいですよ!オープニングで更に○。)
「明日に向かって走れ!」
「孤独な旅人」
「悲しみの果て」
「おまえと突っ走る」
即興曲
(♪OH YEAH!みんな今日は〜Zeppへ〜ようこそ〜ようこそ〜エビバデェ〜ようこそ〜オレは〜今日は昨日より1時間早まるって始まるっていうことで〜10時に〜目覚ましを〜かけまして〜起きようと〜思っていたんだけど〜目を覚ましたら〜なんと〜1時でしたぁ〜!エビバデェ〜!寝坊したんだよぉ〜OH YEAH!でも〜間に合って〜良かったぜぇ〜OH YEAH!OH YEAH!エビバデェ!!FU…エビバデェ!!エビバデェ!!最後までぇ〜楽しんでおくれ〜…)っていう歌です。
「今宵の月のように」
「真夏の星空は少しブルー」(昨日より高音が。)
「誰かのささやき」(昨日よりぐっときた。)
「孤独な太陽」
「新曲」(なんか80年代のロックみたい。お、いえいえいえい!っていうところの声がスキだな。昨日よりも良かった。前奏が最高。なんだよ。)
晴れた日の午後 街の光 通り行くヒトや車の音 さ今日はオレは部屋の中1人 オイエイイエイイエイ…
「武蔵野」(トミのバスドラがめちゃくちゃスゲー聞こえた。)
「コールアンドレスポンス」(石君のレスポールだからか、わりと優しくギターを床に置いていた。)
アンコール1
「かけだす男」(ウーム。良かった。歌い出しの演奏が盛り上がった。私的イエイ。)
「デーデ」(トミに指示を出し、急に始まった。コレはスゴイ盛り上がった。なんだって。なんだよ。えんずい切り。脳天直下。)
サンキュー!と去っている。エエエエ???オイオイオイオイ!!その後は「星の砂」やっておぐでよ〜@やまだ
ヘビの生殺し。ココが最高潮だった気がする。
アンコール2
「四月の風」
(デーデをやった後のこのムード。「エビバデ〜!アイラブユー!」絶叫。どこにアドレナリンを分泌していいのか。このオレの。)
「ガストロンジャー」(四月の風の後のこのムード。関係ナシで。ガストのカウント。行く。イク。ガストは真正面から観たほうが絶対いいと思う。宮本が動きまわって、石君ナブリしても。そして、何かを得て。この全体の極上の空間を丸呑みすべきだ。)
アンコールがずっと続いたが、聴衆の思いは通じず、あっけなく幕切れ。
みんな「デーデ」でいかれてしまったのだ。持っていかれてしまったのだ。そのイカレモードに「ガストロンジャー」をぶち込まれたら。
望みを拍手に託すしかない。
予想外の「ファイティングマン」を夢見たのだ。憶えてるだろうか。
少なくとも、私はあの時の。あの「ファイティングマン」が心臓の右心室に突き刺さったままである。抜いてくれ。トップに戻る
2001年5月19日 Zepp Tokyo
19:00開演
Zepp Tokyoにエレファントカシマシのライブを観に行った。ライブは実に4ヶ月ブリである。恒例正月のブドーカンの後、生のエレカシにマッタク振れる事ができなかった。
思いは募るばかりで、最終的にどーでもいいかあ!になり。ライブが始まる直前まで、テンションが下降ギミ。しかも整理番号はAの1001番だよ。キミ。コノ天文学的数字を見たら、やる気もなくすなあ。と思っていた。
開演前、少し前から、イッテンニワカニカキクモリ、夕立。前のZeppライブも雨だったような気がする。となりの車が沢山ならんでるところで。相方とギリギリまでココに居ようかなんて云っていて。ダラダラブリに拍車が掛かる。
そこで偶然出会った知り合いタチに「コノ番号なら前に行けるよ」と言われ、なんとなくテンションが上がってく。番号順に入る。少し駆け足で会場へ。1番前のブロックはまだ少し余裕がある。石君側のスピーカーの前。でも前が見えなかったり、髪の毛とかを食べるのが心配だったので、そのブロックワケをしてるポールに立つように次のブロックの1番前に陣取る。真正面ではないが、4人は見えるところ。
開演。4人は現れた。コノ瞬間をどれくらい待ち侘びただろう。一体何をやってくれるのだろう。宮本は髪の毛がすこぶる長くなっていた。それはめちゃくちゃかっちょイイ具合なのだ。コノ髪型がカッコ良かったなあ。成ちゃんもトミも髪の毛がサッパリしていた。
「東京ジェラシィ」…ライブ版は最高で、私のテンションはコレだけ上がった。良かった。ともかく4人は客の前でライブをすることがかなり嬉しいようであった。口元が緩むのだ。ウレシそうなのだ。宮本もトミも成ちゃんも石君も。みんな反応が直に伝わるライブを体で味わってるようだった。細かいMCなんかはできたらやります。ともかく良くしゃべった。なんだか良くしゃべっていた。トミは「新曲」の後か「武蔵野」の後、なんか言われてた。ムッ!って顔みたいな、そうだなあ…みたいなともかく真剣勝負師の顔と目で、キリリと怒られていた。今日はセットリスト。
「東京ジェラシィ」
「明日に向かって走れ!」
「孤独な旅人」
「悲しみの果て」
「おまえと突っ走る」
即興曲
(♪今日は〜Zeppで〜このコンサートをOH YEAH!OH YEAH!AH HA〜みんなと〜盛り上がろうと思ってイエイ!11時に起きてえ〜OH YEAH!久し振りに〜実に、風邪気味だった故に、3日ぶりに〜風呂に入ってぇ〜ごめんなさーい!ホントに久し振りに風呂に入って〜大変サッパリ〜しましたぁ〜エビバデェ〜!!YEAH!OH YEAH!OH YEAH!YEAH!OH YEAH!YEAH〜…FU…)っていう歌です。
「今宵の月のように」(宮本はアコギだった)
「真夏の星空は少しブルー」
「誰かのささやき」(コレはビックリした。でも歌詞を間違えていた)
「孤独な太陽」
「新曲」(なんか80年代のロックみたい。俺達の憂鬱を〜♪みたいの。コレがニューヨーク仕込みか???)
「武蔵野」
「コールアンドレスポンス」
アンコール1
「Baby自転車」(好きな1曲。が、歌詞は抜けまくり。イエエ〜!で乗り切る。)
「風に吹かれて」
「四月の風」
アンコール2
「ガストロンジャー」(コレで纏めざる得ない。しかも「アイラブユー!」と「アイニージュー!」を絶叫していた。)
こんなに佐久間ワールドになっていた。こんなにポニキャニ時代が炸裂するとは。「愛と夢」の中でもやるとしたら。「真夏の…」か「good−bye−mama」しかないのか。他にもあんじゃん。
過激を観たいと言ってる訳ではないのだけど。あまりにもこっち寄りな気分だ。「孤独な太陽」の好きな理由は「good morning」以降の自分にとってある意味、激烈な展開だったからだ。そして、それを「過程」と「余技」と受け止めて、「東京ジェラシィ」を軽い!と思ったわけで。
ガストロンジャーで「オイ!勝ちに行こうぜ!」と言われても。なんか半分のれない自分がいて。でも、ガストでは「うお〜!」ってやってる自分もいたわけで。
新曲はスゴクイイっていう感じではないです。でも、いいと思います。アルバムの中の1曲だったら「良いなあ」と思うと思う。つーか、また聴き込んでいけば「スゲーイイじゃん!」って言うに決まってるんだけど。
ガストやるんだったら、打ち込みでもイイからゴットファーザーとかgood morningをやったら、それはめちゃくちゃ対称的なモノになっていくような感じがするけどな。でもそれは私が「超激烈」から動けないだけなのかもしれない。私にとって唯一救いだったのが、前方中央に男子が集結してたことだ。あの濁声をカワルガワル浴びた宮本は時折ウレシそうに微笑んでいた。そう、宮本が超激烈ロックツアーで獲得した厳ついファンだったのだと。思いたい。ガストが始まる前、前方のファンがペットボトルの水をぶちまけた。それが勢い余って、宮本に引っ掛かる。…宮本思わずニタリ。あの顔。見届けたぞ。
明日。もう1回観て、感想も変わるかも。また思い出したら書きます。
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2001年1月4日 日本武道館
6:30開演。
21世紀、初のエレファントカシマシのコンサートは皇居の傍らにある日本武道館で1月4日。行われた。
新世紀。エレカシの日本武道館を見なければホントの正月はこないといった感覚にまでなってしまった。4年目である。
初めてみたエレカシが4年前のブドーカンであった。スピリッツのプレゼントで当たったチケットで観に行った。1階席であった。1発目は奴隷天国であった。今回はそれ以来のスタンド席であった。石君寄りのイチバン右端のブロックであった。客電がフッと消え、ダラリと現れた4人は
「good-bye-mama」からはじまる今ツアーのセットリストを、淡々と。しかし、かなりロックしながら、燃えていた。石君のギターが良くキコエタ。成ちゃんのベースが脳の奥の方で振動した。トミのバスドラが内臓の細部まで響き渡った。気になっていた宮本のMCも今回はどうでもよくなっていた。気にならない。なんといっても「武蔵野」は圧巻であった。ギター、ドラム、ベース、ヴォーカル、の「ガップリヨツ」になった演奏は1つのうねりとなり、武道館の頂点で緩やかに回転をしていた。ドレモミナ、最適な環境で。「武蔵野」は良かったなあ。
珍奇男の時のトミの上腕二等筋が照明で青と赤に染められている。この時は21世紀よ、ありがとう。と思った。双眼鏡から見えるトミはまた一段と「おっとこまえ」であった。Tシャツのそでをメクル姿も拝見した。
アンコールではプラスアルファで「デーデ」「星の砂」「赤い薔薇」をやった。ライブで観る「デーデ」から「星の砂」の流れはどんな場面でもカッチョいい。ダイスキである。
最後のガストロンジャーでは客席に向かって「おまえ正直言って日本の現状をどう思う?」と問い掛ける。「中華人民共和国の現状をどう思う?」とも言った。
そしてコールアンドレスポンスであった。ガストの時点で上半身裸にした石君のギターを取り上げ、頭の上でクラップしろと要求。石君はそれに従う。
それでもまだ足りないのか今度はトミのドラムの前に立たせてそこでクラップやれと要求。石君、これにも従う。ニタニタしてるわけでも、はずかしそうだか、別段。ショッカーに捕まったチビッコが言うところの「やーめーろーよー!よーせーよー!はーなーせーよー!」といった感じでもなく。やっている石君。さらに自分のベルトを外した宮本はSMプレイヨロシク「石君ナブリ」。なんだか、スゴイヘンな空間だった。コレはコレでかなり爆笑できたのだが、なぜか愛しい(カナシイ)。「悲しい」ではなく「愛しい」のだ。
「コールアンドレスポンス」を「キンピカレスポールで激烈アタマ振り乱しの石君」を観たかったなあ。残念である。シェルターの時の石君なんて、それはそれは「スゴイ激烈ギタリスト」と化していたし。それが宮本のねらいなのか。狙ってやってんのか。この人は。コノ「スゴクカッチョイイヒト」は。天性のカンなのだろうか。イジワル剥き出しである。性根ワルさ全開バリバリである。最後の最後でドラム台(っていうの?)から引きずり降ろし、石君を四つん這いにさせる。その上に自分が乗っかって(寝転んだ)絶叫する。
2時間弱のライブであった。今世紀もこの「イカレタバンド」にイカレて懲りもせず、ライブに足を運ぶのである。イチバン上に戻る