2001年12月2日の加藤淳

最初の相談は江戸川区から来た田倉晴奈ちゃん10歳。小学校の行事のことで悩んでいます。

本日の悩み 「小学校の行事のことで…」

晴奈:人生
加藤:やあ 加藤淳です。こんにちはー。
晴:こんにちは。
加藤:えええ…すごくあれですね。こう美しいですね。
晴:(笑)

加藤:えっと 今日はどういう相談っていうか
晴:えっと 学校で(ええ)今度おじいちゃんおばあちゃんを呼んで集会をするんですけど 
  どんな遊びをすれば喜んでくれるか分かんないんですけど

加藤:プハ―――ッ あっそうですか ええ いいですね こう 
   世代を越えて 何て言うのかな トランスジェネレーションっていうか 
   非常にこう いいですね こう

晴:はい
加藤:何するといいかねえ… 胴上げっていうのも おかしい話だしなあ 
   フォフォフォフォフォ フーフー 
   何するんだろ 何するんだろうねえ?

晴:はい

加藤:どんな遊びなのかなあ そう それを聞いてんだなあ フォフォ
   そうですね 
最初から言おうと思ってたんですけどね えっと やっぱこう 
  青木さん
だと思うんですね 
   非常にこう 質問のこう内容っていうかな
適任っていうか 
   よりこう 
年齢もお近いと思うし よりこう 
  
実感のあるコメントできると思うんですね なんていうかな
  
ジャイアンツのピッチャーの継投っていうかなあ 
  要するに 僕はまあ
6回か7回まで抑えればいいって
  言うかな フォッフォッフォッ なんていうか まあ 点になってるんだな 
  青木さんと代わってみましょうか

晴:……はい

加藤:青木さんいらっしゃいますか 青木さん 
   ちょっと代わっていただけますか   いやーどうぞどうぞ


青木さんやってくる

青木:すいません…失礼します
晴:はいっ
加藤:すいません めったにないことなんで フォッフォッ んとー 青木さんですね 
   経緯があるんですね 彼女がえっと小学生なんですけれども学校に週に1回 
   おじいさまとかおばあさまをお迎えして こう 交流会っていうか 楽しい時間を持ちたい
   っていうことなんですね
青木:あーなるほど
加藤:自分たちとしてはどういう出し物をするとあの
    みなさんに喜んでいただけるかっていう質問なんですね
晴:うなずく

加藤:それでちょっと僕だと推測の域を行かないですから まあ
   ちょっと 青木さんにお力添えいただけたらなあと思って
   来ていただいたんですね……どうぞ。


青木:青木政司 87歳 どうぞよろしく

晴:よろしくおねがいします

青木:どういう悩みなんですか?
晴:…えっと…

加藤:…ええ 簡単に言うと青木さんと遊びたいんですけども
   
どういう遊びをすると嬉しいですかっていうの 
   ごく簡単に言うとこういうことなんですね そうかなどうぞ。


青木:…あの そんなにお年寄りをまあ 尊敬してるっていうか 
   おじいさんおばあさんを大事にしてるというか

晴:はい
青木:立派な心掛けですよねえ 
   おじいさんおばあさんのことばかり あえて考えてるんですか?

晴:????ばっかり……
青木:自分の恋愛関係なんていうのは全然考えてないんっすか?
晴:……うん…学校…
青木:いくらか 考えがあるんですか?
晴:…はい…

加藤:ええ まあ何て言うのかな 非常にこう
  スケールの大きな話
でいいと思うんだけども(?)
  一応
今回のあまり人のこと言えないんだけどもね
 
 今回の彼女の質問は何て言うかなその…どういう遊びをしたらいいのかな?っていう
  そういう
具体的なこう遊びのこう 名称ってういか…
青木:あーはぁ

加藤:学校で遊ぶんですね ええ
晴:うなずく

青木:学校で遊ぶのは簡単じゃないですか
晴:……例えばどんなのがいいですか?
加藤:ああ いいですね 素晴らしい提案だと思うんですね 
   あの
しりとりとかどうですかね?青木さん
青木:本当にね いいですよね
加藤:えっとじゃあ ちょっとしりとりの(そうですねえ)練習っていうか
   まあちょっとこの場を借りて 
しりとりのさわりって言うかなとってもいいと
  思うんですね 最初の言葉を彼女から言ってもらおうかな


晴:じゃしりとりで「り」
加藤:何かないですかね「り」が頭につくええ…
青木:………それでね そういうしりとりやなんかであの自分のね…

加藤:プフォ――――ッ もっとこう分かりやすいといいですね 
   たまごとか
りんごとかわりとこう 誰にでも分かるもの
   言った方がいいですね 何て言うのかな どうぞ


晴:じゃぁ…リスから リス
加藤:……あのリスですね リスってこう小さいこう 何て言うのかな
   
ネズミみたいなネズミっていうかしっぽがこう
   生えたやつですね
こう よくこう アニメでやってますねリス 彼女はリスって
   言ってんですね だからリスですから
「ス」から始まりますね
青木:はぁはぁはぁ…うん

加藤: ……
青木: ……

加藤:何か別のにしようかちょっとそういう
   
紛らわしいんじゃなくてもうちょっといかにもしりとりっていうかな

晴:…じゃ リンゴ
加藤:彼女はリンゴって言ってますねえっとね 何て言うのかなこう 
   青木さん 
赤いリンゴありますね こう 要するに青森とかでできるやつ
  長野
とかでこう リンゴなんですね「ゴ」で始まる言葉を何か言っていただけますか
青木:あぁ はぁー
加藤:ゴマとかありますよね あんなのでいいんですけど
   まあゴミとかあると思うんですけど そこらが「ゴ」で始まるっていうのかな


青木:
…ごめんなさいね
加藤:プフッ 主旨は主旨は主旨は合ってるっていうか 
  かすってるっていうか
 何て言うのかな 本当は名詞だともっと良かったですね 
   まいっか ンフン じゃ「ね」っていうかな


晴:じゃ ネコ
青木:子守唄
加藤:ああ いいですね 美しいですね
晴:田んぼ
加藤:青木さん「ぼ」ですよ「ぼ」
青木:うん 
ぼたん
加藤:ああ――いい言葉ですね
晴:笑
加藤:体言止めっていうか 良かったですね ぼたん!って非常にこうねえ
晴:笑
青木:…今度はあんたの番でしょ!
加藤:ええ――まあ終わりって言うか あのまあ 違うのでも かまわないんですけども    一応何か 一般的には「ん」がつくともうダメなんですね 
  一応「ん」がつくと それでもう何て言うかな

晴:笑
加藤:エンドゲームって言うかあるんですね 
   こうひとつ じゃぁ何か僕がじゃあ言うから 君が答えて君の答えを青木さんが答えるって   ことにしょうかな

青木:うん
加藤:割とこう 円滑にいく確率は高ですね じゃまあ 海とか
晴:じゃあ 水
加藤:「ず」で始まる言葉ですね
青木:豚?
加藤:いや…あの近かったんですけども「す」に「゛」ですね ず…
青木:ぐ?
加藤:いや「ず」です「ず」僕の発音が悪いのかもしれないですけど
   「す」に「゛」ですね「す」っとこう 何かそういう 何て言うかな

  濁点の入んないやつ
がいいですね
  発音がしやすいやつをちょっと選んで出してもらうと

   いいかもしれないですね

晴:うーん…みそ
青木:ん?
晴:みそ
青木:え?おいしいじゃないか みそ
晴:「そ」です
青木:あ?
晴:「そ」
青木:そ
加藤:ええ そうですね
青木:あっ 「みそ」の「そ」
加藤:ええ
青木:ああ なるほど あっ う―――ん…そうか
加藤:プファ―――――ッ!フォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッ
  フォッフォッフォッフォッフォッ
 何かいいあれでしたね 非常にこう 
  要するにこう
しりとりやりましょうったってこういう風になる
  感覚になるって言うのかな
フォッフォッフォッ 要するにこう 
  企画のストック
をいくつかもっとかないとちょっとこういう風に 何て言うのかな 
  
にっちもさっちもいかなくなりますよって言うか 
  フォッフォッフォッ それがですね 
教訓と言うか ええ

青木:あの おじいさんおばあさん 喜びますよ
晴:…ありがとうございました。 




とうとうコンビ結成。

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