2001年7月28日の今週の加藤淳
さて問題はこちらの相談から…。中尾麗イザベルさんは彼氏のことで悩んでいます。
本日のお悩み「彼氏が…」
イザベル:「恋愛でお願いします」
加藤「やあっ 加藤淳です こんばんわー」
2人:「こんばんわ」
加藤「ええ・・すごくあれですね 美しい方ですね」
2人:(笑)
加藤:「もうひと方はお友達ですか?」
彼氏:「いえ…彼氏で…」
加藤:「ああ すごくなんか恵まれた人生のスタートですね ええ」
彼氏:「ありがとうございます」
加藤:「今日はどういったお話でしょうか?」
イ:「あっ はい えーと まだ付き合って2ヶ月目ぐらいなんですけど(ええ)
彼が敬語をなかなか使うのをやめてくれないんですよ」
加藤:「あっ どうしてまたそうなんですか?」
彼氏:「年齢は一緒なんですけども(はい)
自分が浪人してしまって(ええ)先輩後輩の関係なんで…」
加藤:「ああ――――」
イ:「でもなんかこう距離を感じますよね?」
加藤:「でもまぁ こうそのうちなんかこう時間がこう 解決してくれるっていうか」
イ:「時間ですか?」
加藤:「ええぇぇ…人間が出遭うっていうのは何ていうのかな
やっぱりこう ようするに旅っていうのかな」
イ:「旅ですか?」
加藤:「旅っていうか 何かこう 東海道五十三次でいうとこう何か
品川っていうのかな そういう感じなんですね こうなんていうかな
オッフォッフォッフォッ…まぁ熱海ぐらいにはこう 解決するっていうかな」
イ:「時間が解決してくれるんだったらいいんですけど…」
加藤:「ええ ただあまりにもちょっと彼女が美しすぎるんでちょっと
彼のほうがこうわりと何ていうかなこう……
ありがたいこっちゃ みたいな何ていうかな崇めてしまうっていうのかな
そういうのちょっと原因かもしれないですねええ
彼女の方から話しかける時はどうなんですか?
もっとくだけたことで言うのかな?」
イ:「いや全然 「どっか行こうよ!!」とか(ああ)そういうのは全部タメ口で…」
加藤:「どう答えるんですか?彼の方は」
彼氏:「…「別にどこでもいいんですけど…」っていう感じですね。
「どこ行きましょうか?」みたいな感じで…」
加藤:「…プハ―――――――ッ!!!!
フォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッ!
ええ―――――???それちょっと考えないっていうか
言葉がなんちゃらっていうよりもやっぱりこう「何をしたい」とかさ
こう「どこへ行こう」ってちょっとその何かこうアイデア不足なんですね」
イ:「そうですね」
彼氏:「…具体的にどうしたらいいんでしょうか?」
イ:「…自分で考えろよ(怒)」
加藤:「フォォ――――― フォッフォッフォッ」
イ:「私が「どっか行こうよ」って(ええ)加藤さんに言ったら(ええ)どう答えますか?」
加藤:「・・まあ とりあえずまあ 歩き出すだろうね」
イ:「はい?」
加藤:「でまぁ 歩きながら考えるっていうかな (フフフ…)
ちょうどこうマーラーの九番の第一音章ですね
アンダンテ・コモドっていうかな 歩きながらこう何ていうかな
対話していくっていうかな
第一バイオリンと第二バイオリンが対話するんですね
こうおそらく そういう感じですねいいんじゃないかなあ ええ」
イ:「…だってよ」
彼氏:「…はい」
加藤:「…プハ――――――――ッ!フォッフォッフォッ
プハッ ハッハッハッ」