2001年9月23日の加藤淳
そして問題はこちらの女の子から…。
5歳の村山茉由ちゃんは元気な保育園の年中さんです。
本日のお悩み「???」
マユちゃん:あのね…5(?)……う〜…ん…青。
加藤:やあ、こんにちは。加藤淳です。
ま:こんにちは。
加藤:かわいいですね。えーっと…いくつかな?
ま:5(歳)。
加藤:ああー…それはそれは。ようこそ。え―――…どうしたのかな?
ま:あのね…まゆちゃんね…ちゅうしゃをびょういんでやったときねえ…あのね…
ちゅうしゃきらいだけどねえ…あのねいたかったけどねえ…ちょっと泣いたけどね…
ちょっとしか泣かなかった。
加藤:ああ―――すごく日本語うまいですねえ。達者だなあ。ええ。
ええ――…そうですかぁ…。
ま:うん
加藤:ええーまあ注射ってのもね こう 痛点を外せばまあそんなに
痛みはないんですけどね。あとはまた新しい針っていうかな まあ
針っていっても変えてますね こう…フォッフォッ…ええー
ま:ねえーおなまえおしえて。
加藤:えっと――…加藤 淳といいます。
ま: かとうじゅん
加藤:ええ… 頭が良いんですねえ。
ま:…そうかも…しれない。
加藤:フォッフォッフォッ …おもしろいですね 本当にね。
ま:まゆちゃん頭あらうのだいすき(ハート)
加藤:ああーそっかそっかそっか いいですね いいね えーやっぱりこう
地球っていうのはやっぱ水の惑星だよね(?)
どうぞどうぞ
ま:まゆちゃんのクラスの先生さっちゃん先生っていうんだよ。
加藤:ふーん…そうかそうか…イントロダクションですね。ふ――――ん。
ま:あと いち先生もいる。
加藤:ああ…なんていうかな。まあ脇役みたいな人かな。ふ――――ん。
ま:あのさ…おはなしする時ひじついちゃダメだよ。
加藤:(はっとして)そうだねーいい意見ですね。その通りですね。ええ。
ま:おじさん(ええ)ありがとうございました。
ガチャ…パタン←部屋から出ていってしまった。モニターに映ってる加藤淳だけ。
加藤:あっ…え――――――…あの―――――――
本人が帰っちゃったんですけども。
まあ すばらしい資質を持った方だと思うし、あのなんていうかな…こう
日本語のこう…的確な表現っていうか文章力とか素晴らしかった
ですね。なんかほんとにこう…地球を受け渡す人に
まあ…ああいう人がいるっていうのは頼もしいっていうかな…と思いま
したね。全くこう…何か相談がなかったっていうのも初めてで
…フォッフォッフォッフォッ…
自分の名前をゆっくりと言ったところにやさしさを感じた。うらまやしい〜。マユちゃん。