2002年3日10日の加藤淳
問題はこちらの相談者から…。
小学6年生の関山紘子ちゃん(12)は親友とケンカしてしまい思い悩んでいます。
本日のお悩み「親友とケンカに…」
関山:人生でお願いします
加藤:あっ 加藤淳です こんにちは
関:こんにちは
加藤:ええ ようこそ どうしたのかなあ 今日は
関:あの(ええ)今友達とケンカしちゃってるんですよ(ええ)なんか その友達がずっと2ヶ月くらい話してないんですよ
加藤:あー 何かあったんですか発端というか
関:私のよく着ていく服とかを(ええ)その友達がいつもけなすんですよ
加藤:どういうふうにって言うか
関:なんか(うん)「そんな服へんだよ」「そんなの全然似合ってないよ」とか言われて(あー)でも(うんうん)その友達は(うん)それから1週間ぐらいすると(うん)同じような服着てて
加藤:プハーッ!フォッフォッフォッ いいですよね
関:だから(ええ)マネしないでって言ったらマネしてないよって言われて(ふーん)それでケンカになっちゃった
加藤:まあ いい話ですね
関:いい話じゃないと思う
加藤:プハーッ そうですね フォッフォッフォッフォッ ええ
関:どうしたらいいと思いますか?
加藤:じゃあもう1度友達になればいいんじゃないかな?
関:ウフ(笑)友達になるきっかけがないんですよ
加藤:ええ なんかこう 共通体験ないんですか?こう誰でも出来るような単純作業みたいなことやると友達出来ますね 一緒にこうなんかこう穴掘るとか…
関:穴…?(ええ)でもそういうの一緒にやるきっかけとかないですよね
加藤:あーそっかそっかそっか 誰かにこう仲介してもらうっていうの嫌?共通のこう友達みたいのに ええ
関:え その人にきっかけとか作ってもらうってことですか?
加藤:わりとまあ 国際社会はそういうの多いですけどね フォッフォッフォッなんていうかこう「まあまあ」って言うかな すごく ええ
関:じゃあ あの仲介お願いしてもいいですか?
加藤:ん?
関:仲直りするきっかけを(ええ)作ってもらってもいいですか?
加藤:僕がですか?そんなの作る人に見えるかな?アッファッファッファッファッ ええ そうですね じゃあまあ電話してみましょうか なんかね いいかもしれないですね ええ
加藤さんが電話する
友人:もしもし
加藤:あっ 加藤淳です こんにちは えっと はじめまして えっと 加藤淳って言うんですね あの一応まあ 相談員って言うか えっと さちさんですか?
友人:はっ?
加藤:あっすいません えっえっ 非常にこう正直な反応ですね
関:笑
加藤:僕は加藤淳っていう日本人なんですけども 一個人なんですね それでまあ普通の 普通の市民って言うか 一般人なんですね それでーえっと 多分 君の友達で関山さんって言う人がいると思うんですけども
友人:はい
加藤:あーそうですか 今ちょっとこう訳あってって言うかな偶然なんですけども 関山さんと話してんですね
友人:関山さんは(うん)どうしてるんですか?
加藤:関山さんはね えっと僕の正面に座ってなんか南の海岸線みたいないい表情してますね
関:笑
友人:関山さんはどうしたんですか?
加藤:じゃあ…関山さんと話してみようか?
友人:はい
加藤:いいですね すごくまっとうな方向にいって良かったなじゃあ話して下さい ダイレクトに ええ
関:もしもし さち?
さち:うん 何?
関:あのね
さち:うん
関:今ね
さち:うん
関:すごい今さちとけんかしてたじゃん
さち:うん
関:だからね だから
さち:うん
関:私は仲直りしたいのね
さち:うん
関:さちはまだ仲直りしたくない?
さち:うん…いや…私もしたいよ
関:ならこれから普通にしゃべったり メールしてくれたりしてくれる?
さち:うん
関:じゃあこれからもよろしくね
さち:うんわかった この前ごめんね
関:うん こっちもごめん ごめんね
さち:うん
関:うん バイバイ
さち:バイバイ
電話切る
加藤:良かったですね なんかこう最短距離で道を開いたって言うか
関:すごい今電話したのは(ええ)いいきっかけになったと思う
加藤:そうですね こうまあ 一軒落着ですね どうもどうもお疲れさまでした
関:どうもありがとうございました
電話が鳴る
関:もしもし
さち:もしもし
関:さち?
さち:うん ていうかささっきの人誰?
加藤:プハーッ!フォッフォッフォッ
今回の相談は普通の相談というか。なんか微笑ましい。
加藤さんが「誰かにこう仲介してもらうっていうの嫌?」っていう時の
うーん…って考えてる感じがぐっときた。
最後のさちさんの反応はまっとうだよな。
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