管理人、加藤さんと遭遇。


加藤さんと偶然にもお会いして、握手して頂きました。とても優しそうな方でした。


銀座線から井の頭線に乗り換えようとした。でもタワーレコードやってるかなあ…と方向転換した。
したら目の前に背の高い髪の毛が加藤淳みたいな人がいて、手には白洋舎のビニール袋を
持ってる人が歩いてた。もじがじで…とフラフラ歩いた。
スクランブル交差点で信号待ちをした。少し横から観察した。加藤淳だった。信号が青になった。
センター街に入っていった。どうしよう。これじゃストーカーだよ…と思い切って駆け寄って

「すいません。加藤淳さんですか?」と言った。したら
「あ、加藤淳です〜!どうも〜!」と手を差し出してくれた。びっくりして。思わずガッと握り締めてしまった。

手は大きく、柔らかく、温かかった。すごく温かい。大きな手だった。

「どうしたんですか?今日は。こっちの方向なんですか?」と聞かれた。
タワーレコードに行くつもりだったので、
「ええ、こっちに用があるんです。でも…加藤淳さんだ。本物だ〜ホントに白洋舎に行くんですね。」
と持っていた白洋舎の袋を指差した。したら

「えええ。そうなんですよ。ええ。行くんですね。出しに。」とビニール袋を見せてくれた。
「私、加藤さんのファンサイト作ってるんですよ」と言った。
「ああ、そうなんですか?゛カトジュン同盟゛ってやつですか?」
「(笑)いや、あそこじゃないんですけど」
「ええそうなんですか?何ていう名前なんですか?」
「あ、加藤淳サイト…っていう…(一緒に歩いてしまって)すいません」
「ええ。良いですよ。ええ。ああーそうなんですか?したらヤフーとかの検索エンジンで見つかりますか?」
「多分…はい。」
「そうですかー。ええ。…」
「はは。いやー本物でびっくりした。でもほんとにすいませんでした」
「ええ。ええ。フフ。…あ、じゃあ私はこれで・・」
「あ、すみませんでした。ありがとうございました。」

っていう風にしばらく一緒に歩いて会話させて頂いた。やっぱ馴れ馴れしいなあと思いつつ歩いていたので、
タイミングを見て別れたかった。したら加藤さんから「ここで…」と促してくれたので、あの角で別れた。
颯爽と白洋舎に向かって去って行ってしまった。
サインとか写真とかとんでもない話。多分加藤さんはこうやって毎日街中で色んな人に声掛けられてるんだろうなあ
と思うと。申し訳なく。スターでもなんでもない(自分の中ではウルトラスーパースターだけど)、普通の人だ。
ほんとにイヤだろうな。と思った。

本物は思った以上に紳士な。ジェントルマンだった。ホントの紳士淑女はこうやって相手を不快にさせない、
やさしさを持った人だろう。握手で昇天だった。すごくびっくりした。

あんなにステキングな。あんなに加藤淳な人。やさしそうだった。信じる者は救われる。
加藤さん、ありがとうございました。
ファンサイトやってて良かったよ。タワーレコードなんかどうでも良くなり、帰ってきてしまった。
やっぱおみくじは当たるのだろうと井の頭線で思った。



(01/9/8)


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