「SINGLES 1988−2001」
disc1 1 デーデ 2 ふわふわ 3 おはよう こんにちは 4 浮雲男 5 男は行く 6 曙光 7 奴隷天国 8 極楽大将生活賛歌 9 この世は最高! 10 悲しみの果て 11 孤独な旅人 12 明日に向かって走れ |
disc2 1 戦う男 2 今宵の月のように 3 風に吹かれて 4 はじまりは今 5 夢のかけら 6 ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ 7 愛の夢をくれ 8 真夜中のヒーロー 9 ガストロンジャー 10 so many people 11 コールアンドレスポンス 12 孤独な太陽 |
「1988年から2001年までに発表された
彼らのシングル曲、全24曲を、年代順にセレクトして再構築した企画盤。
新めて聞いてみるとその楽曲の多彩さは驚異でさえある。」
「デーデ」から始まり、「孤独な太陽」で終わる。その流れはエレカシの歴史ではなく。宮本自身であり、生き様。静と動である。荒ぶる感情を曲に押し込め。歌詞に宮本の「今」が踊る。1人の男が雨の吹き荒ぶ中、叫び。罵倒する。そして絶望。でもまた立ち上がって笑い飛ばし。吼えながら全力疾走をして。転んで。血が出て。時には泣いて。悲しくて淋しくて…。
「戦う男」がシングルで出た頃のタワレコのチラシにこんなことが書いてあった。
目がいい。怒りがあって、切れがあって、憂いもあって、穏やかさがあって、渇望していて、 不敵でいながら、達観があって、苛立ちも垣間見せつつ、やけに優しいようで、ただ、諦めはない・・・ そういった”男”であることの”男”をやって生きていく上での様々な感情が滲み出てきてしまっている、 そんな目なのだ。
まさにそうだ。宮本の「生」を歌で感じる。
どこまでも果てし無く「激烈にカッコイイ!」と言わせてしまう。悔しさと憧れがココにはある。