最終埋立地 11月分
2001年11月28日 おしゃべりなオンナとバカなニンゲンは嫌い。
「ミニにタコができた。」マーシー。やっぱり、この言い訳はかなりキツイ。幸楽はホントに忙しいほど儲かっているのだろうか。おかくらの料金は半端じゃない。こないだ「御会計、28.000です。」って言ってたぞ。ボッタクリか。しかも、どちらも年中「内輪モメ」の舞台となり、食べに来ている客は肩身が狭いだろう。今日なんて、子供が「○○さんがお弁当をこしらえてくれたの」と。言った。「弁当をこさえる」と言う。小学生は21世紀。あまりいないと思う。つーか、すごく久し振りに聞いた。逆に斬新だ。
こないだ、泣きそうになるくらい美味いと感じたスターバックスの飲み物は「ホットへーゼルナッツモカ」だった。メニューに無いが、へーぜルナッツを50円くらいで追加して入れてもらうと。激ウマである。オススメである。
2001年11月24日 たとえばぼくが死んだら。
「今日の一言!」が先月からまったく更新されてないことに、今気がついた。「うっかりはちべぇ的」だ。昔の方が友達作りが上手かった。結構自信があった。友達100人できるかな。いやできるさ。と。ほんの一握りで良いのさ。と。思う時期も。
生まれた時は純潔だという。そうだろか。人はドンドン汚れてくだけだろうか。どんどん綺麗になっていくのじゃないだろうか。ごつごつした岩が、上流から流れ。丸く小さくなるように。水がどんどん浄化されるように。
最も汚い生まれたての瞬間から。人はドンドン浄化。死ぬ瞬間が一等清潔で。汚れてない。死ぬ瞬間を想像した。いつか絶対くるその瞬間を。朝1番でそれを想像して、ぞっとした。
今、この手は暖かさや冷たさを感じられるのに。音は消え。細胞が死ぬ。心臓が止まり。意識は消え。体が冷たくなり、筋肉が固まり。燃やされ、骨になり。バラバラになり。この世から消えてなくなり。
でも、何も変らないだろう。私がここに存在するために、地球上の過去の生物達は死んでいった。あなたは死に直面したことがあるだろか。身近な死。その時の感じは??その感じは何とも言えない。あの頭の右後ろに重く乗るあの重さ。
中学3年の時に同級生がガンで死んだ。卒業式までに間に合わなかった。卵子は厳選され。精子は何百億倍という激戦を制した精鋭が。私の細胞が受け継いできたものは。様々な「生」で。しかし、その意味なんて。何もない。だろう。意識と無意識の間のところを顕微鏡で覗いている。
あと50年くらいだろか。私の持ち時間は。確実に死に向かっている。その為には1秒も無駄にはできないのか。と。愛してる人には「愛してる」と言おう。と。チョコパイを食べながら思った。
2001年11月22日 チャンスの日々。
スライドショーが17日。イヤゲモノは「抜けま栓」だった。ブンカッキーは大江千里だった。スライドショー愛のテーマは松崎しげるだった。ブドーカンは伊集院だった。銅像もみたし、いろいろやっていた。笑った。次は来年9月、ハワイでやるそうです。セクシーボールペンとSLYのシャツを買った。写真もできたらアップする予定。楽しかった。
昨日のライブ、やる気のないレポアップ。
2001年11月21日 死んでゆく人よ さようなら いつか会おう。
エレカシの千秋楽を終えて、1人渋谷の街を徘徊。誰とも話したくない。
この思いを誰にも渡したくない。あなたには。解からないだろう。話せば。書けば。全て消えてしまうような。儚い感情だ。そのままタワーレコード。真心のアルバムを買った。
ステレオから流れる倉持の声。心臓を一突きされた。音楽とは。文章とは。一体なんだ…。
レポは書くつもりでいます。が。
笑い顔に涙。酔っ払った20代の大人。まだ何も始まってはいない。
そうさ。
2001年11月20日 涙ためたる笑い顔。
渋谷AX。
番号はA189番。パオの先行で、こんなに良い番号を引き当てたのは初めて。無論前に行く。石君側の前から2列目。最近。ともかくこの待ち時間が鬱陶しい。明日はもっと後ろの番号だから、ギリギリに行こうと思う。
ダラっとブラっと現れた。4人。演奏前から前の方はスゴイ圧迫感。体が斜めになる。右から左から後ろから。ぎゅーになる。
ヤバイと思い。右手だけは自由に動くようにしておく。左半身完璧に固定されてしまう。「so
many people」のカウント。
1.so many people
2.うれしけりゃ飛んでゆけよ
3.赤い薔薇
4.風に吹かれて
「応用の利かないギタリスト、石森敏行。石君です。イエイ!」宮本に腕を持ち上げられ、照れ臭そうに一礼するギタリスト。
5.ゴッドファーザー
6.武蔵野
7.精神暗黒街
8.生存者は今日も笑う
9.I am happy
10.情熱の揺れるまなざし(え〜!??)
11.即興曲
「オーイエイ〜山手線〜秋の空〜東京の湿った空気〜今日は11月の20日で渋谷AXでエレカシのコンサート〜山手線〜エビバデ!最後まで〜楽しんでくれ〜俺達のコンサート〜最後までどんと行くぜ!気合いが入っています〜渋谷AX〜」みたいなウタ。
12.冬の夜
13.孤独な太陽
14.かけだす男
15.デーデ
16.暑中見舞
17.やさしさ(今ツアーで1番良かった。)
18.待つ男(なぬ〜!!!????)
アンコール1.
19.ガストロンジャー
20.悲しみの果て
アンコール2.
出てきて配置についたトミに近づいて乗っかり。トミが宮本を肩車した。トミが宮本を乗せて立った。トミは笑っていた。嬉しそうだった。
メンバー紹介。みんな一言づつしゃべった。
21.四月の風
(宮本の盛り上がりがコールアンドレスポンスに行きそうな感じだった。が。やっぱり。カウントをとる。1−2−3−4!となる。)
22.コールアンドレスポンス
(みんな最高だぜ!と言い放ち、宮本だけさっと引き上げてしまった。残ったメンバーが締めて終了。)
前方にいたためか、どうも、客が異常に盛り上がっていて。半分冷静で半分どこかに行ってしまった。あんまり集中できなかった。
担ぎ出された人が何人かいたようだ。後半は、正面を向けず、斜めになって聴いていた。
やっぱり、アルコールを控えてライブに望むのは最近ダメです。サケー!!!サケくれー!!!!
ライブ自体は盛り上がり、エレカシはやりやすそうだった。何を話したかあんまり憶えてないのだが。MCが少なかったと思う。
「゛こんな時代だから…゛っていう言葉だいっっ嫌いなんだ!!それじゃ縄文時代とかはどうするんだよなあ!」とか。そういう話。だったような…
掛け声も。そんなになかった。シーンとするシーン(シャレじゃなくて)が何度もあったが、それは曲の余韻を味わう時間になって良かった。
曲を聴かせてくという感じだった。どんどんやっていた。
「やさしさ」は極上。綺麗な顔。綺麗な目。「待つ男」なんて。あの顔。あの目をみたら。「じゃ・・花男」と言いかけて「待つ男」になった。サウンドがシンプルになればなるほど。ウタウタイの声が心に響いてくる。それだけ、3人には緊張が走る。この3人の職人技があればこその「やさしさ」「悲しみの果て」「かけだす男」…。
集中してないとか言いつつも、あっという間だった。明日は絶対ビヤーをイタダキマッスル。
グビグビグビグビ呑んでやるー!ちきしょー!!!!
2001年11月15日 生きている不思議。死んでゆく不思議。
大阪に行ってきた。
夜行バスで。2度目の大阪。着いたのは朝の8:00。梅田。荷物を置いて、ライブ会場を下見。地下道をずーっと歩いていく。突き当たりに、ON
AIR OSAKA。今回も前回同様、京都に行こうと思ったのだが、大阪に来ているのに、大阪のものを見ないでか!ということで、駅で朝食。前回買ったガイドブック。予定を立てる。午前中に、太陽の塔を観て、公園内を散歩。そのあと、昼食にうどんを食し、大阪城を観てライブ会場に行こうという計画にした。
万博公園に着いたら、なんとなく人がいない。何でだろう…と、思いつつも、駅から見えた「太陽の塔」。近づくにつれて、その大きさに圧倒される。
「なんなんだこれ〜!!!!」なんというか。なんか。コレってなんだろう。と、近づいていったら、なんと公園が定休日で中に入れない。
「え〜!!!???なんでだよー!!オレはこの中に入りたいんだよ〜!!!!」と鉄柵の隙間に顔をはめ込んでしばし放心状態。
「入りたいんだよー入れてくれようー」とブツブツ言ってしまう。似たように間違ってやってくる数組のカップルに怪しまれる。
デジカメで納得するまでその姿を撮る。あの腕のような両脇に伸びる形。天井に輝く黄金の太陽なのか、顔のような。首筋のような部分はまるで生きている人の線のようで。下の部分。顔になっている。その横。真っ赤な幾重にも屈折した線が下に広がる。最後の線なんて。一瞬の迷いもない。
その線は研ぎ澄まされたナイフのようで。その色はまるで血のようで。まるで。光みたいで。コレがホントに30年近く前に作られたものだろうか。まるで、生きているようで。でも。ただのガラクタのようにも見える。
でも、どこにいても。こっちをじっと見つめているようで。どこにいても。自分の内部を見抜かれてしまっているようで。
孤高のようで。厳かな。でも。どこか暖かいようで。でも。どこか。冷めたようで。でも。なんだか楽しいようで。わけわからないようで。こっちの波長に合わせてくれたのか。ペットショップで犬を選ぶ時のような。あの感覚。その犬と出会った時の。「コレだ!」と。いう。自分の奥の直感と。振動してしまった。ココロを完璧に支配されてしまった。
もっと近づきたい。もっと。なにかを。捕らえたいと思った。でも。入れなかった。公園に入るために一泊しようかとも思ったくらいだ。しかし、きっと今は「まだ今のお前には早すぎるよ」と言われている気がしたので。ポストカードとピンバッチで修めた。
大幅に時間が余ってしまった。…うどん食おう。と。ガイドブックに載っていた、松葉屋という「うどん屋」。
その前に電車の中で大阪城に船で行こうと思い、淀屋橋から出てる水上バスの時刻表を見に行った。1時間置きに出ているということだったので、うどんを食べてこようと、御堂筋を歩いた。
ココら辺はビジネス街らしく。ビジネスマンがいっぱいいた。30分くらい(一駅分)歩いてしまった。やっと見つけて、入る。きつねうどんが美味いということだったので、頼む。すぐ出てくる。熱くて舌をヤケドする。油揚げを食べたら、甘い!想像してたよりもかなり甘かった。麺は美味かった。
「お茶下さい」と頼んだのに、なかなか出てこないのがやだった。そこの店長が作ってるのを盗もうと運び屋がじっと見てるので。食ったら早くでてけ!という感じだった。うーん。美味いといえば美味いけど、けど。オススメというわけではない。そんなことお前に言われたかない。だろう。ので。さっさと出る。
もう歩くのはイヤだったので。電車で1駅。水上バスに乗った。1200円。低い船で、満潮時に橋の下を通る為に更に30センチ低くなるんだと。パフォーマンスで低くさせていた。コレが自慢なんだなと思った。
一緒のテーブルに外人夫婦をガイドしてる日本人と一緒になり、英語の世界に浸る。橋の下の沢山の青いビニールシートの住まいを外人も不安そうに見ていた。大阪城についた。
フラフラする。城壁だと思っていたのは、実は「大阪城ホール」だった。すごく大きい。
城につく。
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600円を払って中に入る。するとビックリ。なんと中はエレベータ式で。キレイな建物なのだ。どこかの資料館みたいになっている。近代化された城だったのだ。えー??!とかなりガッカリしてしまった。まるで都庁の屋上に行くみたいなんだもん。
天守閣らしいところへ。自動ドアで外へ。天気が良いので大阪の街、遠く京都の方まで一望できる。
でもなんだか。城じゃない。こんなの。大阪城でなくても見えるかも。と。すごく偏屈な気分になり。階段を降りる。一気にテンションが下がる。20分で出てきてしまう。
博物館があるということだったので。ここで3時間くらいすごく予定だったのだ。行ってみると、閉館。…新館が別の場所でオープンしてるとある。また下がるテンション。
「かえろ…」と。JRに乗って、再度大阪・梅田へ。歩き疲れ。お茶でも飲もうかと思ったが、旅行の先でプラネタリウムを見るのがスキなので、捜したら。大阪市立科学館があったので。電話して上映時間を聞くと、最終が15:00で。あと30分です。と。言われ、慌てて電車に乗る。一駅。肥後橋でおりて。ダッシュする。足がガクガクする。風も強い。ギリギリに間に合った。
「今日、11月14日夕方5:00頃の大阪の南の空の様子です・・」と。始まった頃から記憶がない。起きたら、18日頃見られるしし座流星群のことについて話していた。うう・・ちゃんと聞きたかった。600円。閉館が迫り、建物をあとにする。
どうしよう。このまま街を歩くか。眠ったお陰で体は楽になったが。陽も傾き、テンション落ちる。茶を飲もう。梅田にとんぼ返り。地下街を歩いてると。色んな店が沢山あった。その一角に入って。軽食。体にガソリンを補給する。
時間をゆっくり取り。ライブに必要なものだけを持ち、あとはロッカーに。
11組の71番なので。かなり後ろだと思って。ゆっくり行こうと思ったのだが。なにせ、もうやることがない。ので。並んで時間を潰した。
偶然隣にいた人に怪しく声をかけ。その人が川崎に住んでて。今は大学をこっちで過ごしてるという。若い女性だった。1人で来ていた。で、彼女がいい人だと直感し。今日1日あったことをベラベラと話す。人恋しいとこうなるのか。
「水上バスとはいいアイディアですよ!」と。誉められてニタニタする。万博公園が休園だったと言ったら「逆に休みの時に遭遇するなんて。ツいてるんですよ」と。言われた。彼女は12組だったので。でわ!と中に入る。
入るとかなり広い空間だった。渋谷のEASTに似てる。ビヤーを早々と空け、酔いが廻る。
19:00過ぎ煽りの拍手の中。スタート。
成ちゃん側の真ん中辺にいたのだが、ぐわーっとなり、勢いで前に。
1. so many people
2. うれしけりゃとんでゆけよ
3. 赤い薔薇(ココにいる全ての人に捧げようと言った。スタッフとかにも。)
4. 風に吹かれて
(その前に宮本に絡まれ、おかしくなったギターのチューニングに時間が掛かった石君。
「あんたも機転の利かない男だね!!チューニングが狂ったらギター替える!!…失礼しました。もうねーこの男はねー相変わらず、四角四面でね。皆さんはあの飛行機がねー怖いってあります?この男はねー…飛行機と船っていうと、ビクビクしてねー。自動車と電車は大丈夫とか言う…」という話から…
自動車事故で1年間で日本は1万人死ぬんですよ!こないだのテロで6000人でしょ?とかいう話…移動は全部飛行機を使ってんだとか。炭疽菌とか云ってるときにもオレらNYに居たんだとか。
結局石君はギターを替えた。
5. ゴッドファーザー(ブチキレル。トミ。めちゃくちゃカッコイイ)
6. 武蔵野(なんか泣いた。宮本の声はガラスのように。)
7. 精神暗黒街(ライブでやると断然バッチシ良い)
8. 生存者は今日も笑う(ビヤーを呑みたくなり、後ろに行く。しかし店がやってない…後ろで見る)
9. I am happy(良いよー)
10.即興曲(大阪〜大阪〜で生まれたわけじゃないけど〜なんとか古墳とか〜なんとかとか〜文明の〜日本文明の〜中心地だから〜いつも夢見ているのです〜だから〜大阪〜大阪〜今日は俺達を温かく迎えてくれてありがとう〜♪・・・というような歌。)
11.孤独な太陽(泣ける)
12.かけだす男(トミー!!!!カッチブー!!!!!!!!)
13.デーデ(イク)
14.暑中見舞
(後半すごく飛ばしてた。つーかあの「ウタウタイ」に合わせられるのなんてあの3人しかいねーとか思う。)
15.やさしさ(なんて良い声だ。しかし。後半、すごくゆっくりにさせてた。びっくりするくらい。なんで?)
アンコール1.
16.ガストロンジャー
(コレはイクしかねえ!と。今度は石君方向へ攻める。うおーっとなる。みんな絶叫してる。)
17.ファイティングマン(嬉し過ぎて。あんまし覚えてない。歌った。みんな歌っていた。)
アンコール2.
19.悲しみの果て(大合唱。宮本と一緒に歌う。)
20.四月の風
(生きていこうぜ〜!イエ~!!と言っておきながら。「ワンツースリーフォー」と始まったので。少し。ガクッとなる。大阪だと必ず歌うらしい。宮本にとって。大阪のファンに感謝の気持ちなんだろう。11月の風〜と云っていた。和やかムード。手拍子を取るファンも。最初、え?と思うくらいトミが遅く、宮本が怒(いか)っていた。「ヘタクソ!」とも。後から、ドラム台に登って、ギターを掻き鳴らし、「この速さだよ!)とトミにやっていた。)
21.コールアンドレスポンス
(宮本、あんた、最高だよ!!あんた最高のロックミュージシャンだよ!!@浜木綿子風と。思った。)
宮本に「死刑宣告」される為に「生きてる」気がした。死刑宣告されて、死んでしまう。そこで死んでしまうんだ。でも。また生まれるんだ。今までのなにかいつもどうりのもの。今までのもの全てを。常識とかを。最後に引っくり返される気がする。「このままあの世にいっちまえるのなら…」それができない。だから。ココで死刑宣告されて。死ぬ。でも。生命で。生活で。未来があって。もっと。力が溢れたもので。
大阪の客はかわい。宮本が息をすると客がそれに連動するんだ。宮本が息を吐くとそれを客が吸う。そして、客がまた吐くと宮本がみんな吸いこんでいる。まるで。反芻動物くんである。みんなホントに素直である。素直に楽しい。素直に歌う。素直に踊る。みんながあのウタウタイとその空間を共有することを。知り尽くしている。前にいても後ろにいても。腕を組んで微動だにしない人もいれば、アセダクになってる人もいる。「頑張ろうぜ!」とウタウタイに言われれば「オッケー!」と素直に云える。大阪のライブが盛り上がる理由はどうやらコレだと踏んでいる。どうだどうだ??
ちょろっとオフ会に参加させて頂いた。大阪は良いですね!と羨ましがった。
「違うねん。みんなアホやねん。」と言ってたけど。
名古屋に続き、今回のツアー2回目の旅だったが、体が持たない。バスに乗ろうとしたら、座席が書いてある方の乗車券がない。朝、行きと帰りのチケットを間違えて渡してしまったらしい。ワケを話し、なんとか空席に。10分もしないうちに爆睡。起きたら。東京の空。新宿の空。スターバックスで飲んだやつが。むちゃくちゃ体に染み込んで。歌舞伎町で歩きながら泣きそうになった。
2001年11月11日 なんだコレ オレにもついてるじゃねえか エラく頑丈な自前の手錠がさ
名古屋に行ってきた。
高速バスにのって、2度目の名古屋。着いたら4:30。バスから見た名古屋城が唯一の観光か。
6:00開場。成ちゃん側の壁にて待機。4人の登場を待ち切れない客が拍手と声で煽る。7:00過ぎ、ダラリと現れた宮本。この瞬間、頭の裏でスイッチが入る。待った。この瞬間を待ってた。「so
many people」を皮切りに、前半、「ココロに花を」「明日に向かって走れ!」からのナンバーが続く。前方のモッシュゾーンの後ろに位置し、怪しい踊りをしたら、周囲が引いてくれた。そのスペースを利用して、音へ埋もれる。左側のスピーカーのお陰で、私の体は音に埋もれていくのだ。新曲やるのか??という期待がライブ開場で一杯の中で、続くは「good
morning」よりのナンバーが。「ゴッドファーザー」のイントロ時点で、私はテンションがMAXに達してしまった。まさに「イって」しまった。
1、so many people
2、うれしけりゃとんでゆけよ(打ち込みあり)
3、赤い薔薇(すごく久し振りに聴いた気がした)
4、風に吹かれて(なんかわからないが泣いてしまった。この曲はたまにすごく泣かされる。)
MC(髪の毛切ったので、寒いとか言っていた。牛肉が好きだとか食べたとか。肉が大好きだからとか。)
5、ゴッドファーザー(イッた。魂がブチキレタ)
6、武蔵野(良かった)
7、精神暗黒街(ライブでやるのスゴイ好きだ。久し振りに聴いた。宮本もこの曲はいい曲ですねーと言っていた。)
8、生存者は今日も笑う(男の歌を聴いてくれーと言っていた)
9、I am happy(ライブで聴くと、良い。)
MC
(あまり思い入れのないNYに10月25日から10日間行った。なんにも持たないで成田に行って。飛行機は空いていて、スチュワーデスさんが話し掛けてきたとか。向こうに行ったら、焦げ臭かったとか。向こうのお盆なのかハロウィンやっていて、良かったとか。レコーディングしにNYに行って、こないだも行って、このまま永遠にレコーディングしに行くのかとか。やっぱリアルな話ってあんまり面白くないですねとか)
即興曲
(名古屋のライブは久し振りで、前回のツアーも名古屋にゼップがないから、名古屋は素通りした。コンサートも久し振りにやったら、気合いが入ってきた。テンション高いんだか低いんだかよくわかんねえけど気合いは入ってるぜ〜みたいな歌)
10、孤独な太陽(良い曲だと素直に思った)
11、かけだす男(イントロ部分のアレンジが良い。この曲の成ちゃんの音がスキ)
12、デーデ(またブチ切れた。前に行く。わけわからない。どうでもいい。アセダクになる。)
13、暑中見舞(宮本飲んでいた水をまく。其の水引っ掛かる。口に入った潤った。皆歌っていたスピード感あった。)
14、やさしさ(じっくり聴いた。宮本の声。そんだけだ。屋内なのに、夜空が見えた気がした。ゆっくりにするように、何度も要請していた。野音の時もそうだった。後半、石君のギターを止め、ドラムとベースだけにした。…成ちゃん。)
アンコール1.
15、星の砂(星娘と言った)
(デーデ〜星の砂がいいのにな。客、テンションを上げにくそうだった。が、途中からオッケー。終わったと思ったらまた「星の砂〜♪」と歌い出した)
16、珍奇男(長いんだよ!7分くらいあって!と言っていたが、リクエストサンキューといっていた。始まる前、「通りを越え行く」をやった。ちょっとだけだったが、びっくりした。珍奇男途中、エレキギターの調子が悪く、替えていた。皆歌っていた。)
アンコール2.
長袖黒シャツで登場(ツアーグッツ)。
17、ガストロンジャー(ぐわーっとなる。同時に前方はギューッとなる。そりゃモッシュになるさ。斜め前にいた女の人が押されて辛かったのか、私を睨んで蹴った。よくわからない行動だ。)
18、悲しみの果て(大合唱となる。何でコレで締めるのか。逆だったら。ガストロンジャーが最後だったら。放心状態で終われるのに。変に真面目になってしまった。いいけどやだった。コールアンドレスポンスが聴きたかったんだよー。)
新たな展開みたいなものはライブからは見られなかったけど、それでもやっぱりエレカシはいいなーと。思った。この虚脱感はきっとそうだろう。楽しかった。なんと言っても名古屋のノリが良い。東京にもない、大阪にもない、仙台や福岡とも違った。金沢に近かったかな。でも、もっと。名古屋らしさみたいなものがあった。
前の方で押したとか、蹴ったとか、乗っかられたとか、ぶつかったとかやってる人がいた。私は成ちゃん側にいて、それは石君側だったのだが。気のせいか、宮本はこっちばかり来たような気がする。其のせいか。気のせいか。気のせいだな。なんだか、そんなのがライブである。とか思う。蹴られた時にも思った。
皆がその場でノッているんである。みんなが自由に楽しんでさ。ギューギューされるのがいやだったら、前に行かなければいい。なんだって。多少の妥協と多少の譲り合いと多少の思いやりと。
盛り上がる曲、スピード感のある曲で盛り上がってるんだから。自然とそうなろう。ギューになっても、痛い思いしても。それに替え難い「なにか素敵なこと」があるから前にいるんだろう。だってライブである。飛ぶんである。だって金を払って観てるんである。5000円だ。高い。何て値段だろう。法外だと思わないか。2時間5000円だ。もっと。自由に。もっとラフに。後ろにいても楽しみ方はある。前にいても楽しみ方はある。1000通りの。5億通りの。いろいろいるよ。いろんな人間が。だって、いつもはビヤー片手の後ろ専門なんだから。今までのライブを振り返っても。前に行ったのはホントにない。どのライブも位置じゃない。どのライブもいかにラフに自由に酔えて楽しかったと思えたかどうかである。払った分だけは楽しむ。払った分だけのライブを観たい。金貰って、歌を聴かせる。舞台に立つヤツが満足させる。当然だろう。躍らせろ。聴かせろ。俺達は客なんだ。勝手にやんぞ。
2001年11月5日 いま愛の灯のライト。
高校2年の時。同じクラスのYとは休み時間に話をする程度であったが、彼と話すことは好きだった。本を読むことの楽しさを教えてくれたのは彼だっただろう。恋の話をしていた時。「Yは好きな人ができたらどうする?」と聞いた。すると彼は「ずっとココロに思って。誰にも話さないで、ココロの中だけでずっと想い続ける。」と答えた。彼はぼんやりと教室の「何か」を眺めていた。「誰にも話さず。内に秘めて。ただひたすら愛する人の幸せだけを願い続けるんだ。」と言っていた。「それは辛くないの?」と聞いた。彼は「全然。」と。顔色ひとつ変えずに答えた。即答だった。視線は動かなかった。「あの人と話したいとか。そういうことを願うんじゃないんだ。本当に好きなら。その人が幸せになることをココロの底から願うんだよ。」と。笑った。「へー。」と言う私は違う恋をしていた。毎日を狂うように。生きていた。あの頃はそんな彼の思いをちっとも理解できなかった。しばらくして私はフラれた。今なら少しだけ分かる気がする。Yの視線の先にあった「あの人」の姿を。
2001年11月3日 先っぽだけ触って欲しい。
感情が無いほうが良いです。その方がいろいろと楽じゃないか。目指せロボット。たまに「ぎゃふん」と言うのさ。
BSに日本の歌特集みたいのをやっていて、松山恵子が後半30分くらいを連続11曲も熱唱していた。これぞエンターテナー。びっくりした。背筋をピンと伸ばし。歌い上げる。「だから云ったじゃないの」。大ヒットナンバーだ。素晴らしい歌唱力。表現力。その魅力溢れるステージ。みんなが嬉しくなる。みんなが元気になる。「なんだかこの雰囲気。今日は年末みたいだ・・・。」と思った。日本はまだいける。松山恵子がいる限り。
タダで壁紙を替えたくて。生ガエルとかエレカシとか松浦亜弥とかにしていたが。いろいろみている。今好きなのはスリーエフの。関内の日めくりカレンダーのスクリーンセーバーです。とてもかわいいので。ずっとこれにしている。犬くんと子供の動きが。すごくかわいー。オススメです。朝と夕方、そして夜とその時によって替わるのがまた良い。カレンダーもついてるし。他にもいっぱいあって。トップの「おたのしみ」からいけます。いっぱいあって迷いますが。あとはexciteでも無料で壁紙を配布してる。コレは専用無料ソフトをダウンロードせねばならないのだが。黒ラベルのも良いと思うー。
2001年11月1日 いいひと。わるいひと。ふつうのひと。
吉祥寺に行った。コンバースの黒に穴が開いていたので、紺を買った。コンバースはハイカットが好きだ。今ちまたではローカットが流行ってるのだが。その前に首に巻くモノが欲しくて。むげん堂に。安いから好きだ。キレイな色があったので。色落ちしそうだなあ。
どうしても探したかった中古CD屋を求めて、フラフラしてたが、全然違う中古CD屋に2軒入る。その片方でプロモCDが。買うよ。また。フラフラしてたら。アレが2900円で売っていた。
上下でディスプレイされてたので。上下で2900円なのかと思って。スゲー安い!と思い、いろいろ見て。さてお支払いっていう時に6000円と。は?と思ったら。どうやら、バラで2900円だったらしい。慌てて。あれで。なんだか。まあ。普段からしてみれば、片方だけでも。半額だから。安いといえば安いが。なんだかスゴイ損した気分になる。得してるんだけど。損してる気分。なんだかなあ。えーん。と。思いつつ。
大中とか。レンガのね。あそことかね。シナボンとかみてね。あの通り。で。コンバースを買った。ホントは去年から欲しいアレが欲しかったのだが。アレが上下で6000円とかいって。全然関係ないものを買ってしまったので。引き延ばされた。
んで。タワーに。「とん平&ビショップないですかー?」と聞いたら、その店員さんが。めちゃくちゃ親切に。調べてくれた。
こないだ新宿のタワーの店員は、何度も「え?なんですか?何ていうバンドですか?」とか「とんぺいですよね?こんぺいじゃないですよね?」と。何度も聴き返す。
とん平…って恥ずかしいんだよー。なんども言わすなよー。と思った。しかも。「わからないですー」と言っていて。結局「置いてないですぅー」と言われたので。ココもそうかな?と思っていたのだが。
その店員さんは一発で「あ、とん平&ビショップはーあったかなあー確か1枚出てるかもしれないんですけど。ちょっと待ってくださいねー」と。パソコンでカタカタやってくれたわけです。んで。
「とん平&ビショップはアルバムが去年辺りに1枚出てます。7インチとかもありますねー。あとはコラボレーションとか。」と。ホントに丁寧だった。どうしても欲しいんです。と。がっくりしてたら。
「問い合わせてみましょう。」と。発売元。メーカーとか。なんだか。すごく丁寧に問い合わせをやってくれた。
私は。その間。インディーズの試聴とかしてた。500円アルバムのバンドがいいと思った。名前は忘れた。あと。ヒゲ生やしてる外人のヤツも。欲しかったー。欲しいよー。CDがスゲー欲しいんだよー。闇雲に。いろんな曲が聴きたいんだよー。いろいろ垂れ流しで聴きたいんだよー。変なソウルミュージックとかよー。モンゴルなんとかとかよー。ジムオルークとかよー。バンプオブチキンとかよー。Rivetとかよー(これホントにスゴイカッコイよ。仙台出身らしー)。でも買えねえよー。聴きてえよー。と。試聴しながら。もじもじしていた。
したら、「メーカーに在庫があるみたいです」と。その天使みたいなお兄さんが教えてくれた。嗚呼。ありがとよ。時間はかかっても構わないのさ。「とん平&ビショップ」のアルバムがあるってことを。教えてくれただけでも。あんたキングオブレコード店員だよ。あんた最高の「天パーメガネ店員くん」だよ。と。思いつつ。予約して店を出た。
昨日、久し振りにギターでもいっちょやったるかー。と。チューニングしたら。弦がブチっと。イッタ。唯一弾けてた悲しみの果てさえも。弾けず。店で替えてもらえるのか聞いたら、500円くらいかかるらしい。そうか。と。古本屋に行き。また買う。アレを。同じモノだよ。どうしよう。もうやめよう。
本日の戦利品の一部。