最終埋立地 10月分


2001年10月30日 あんたのバラード。

言わぬわぁ〜い〜うわぁ〜♪おっし。行くぞ。こないだ「黒い家」を観た。刑事役に「町田町蔵」が出ていた。初めてしゃべってる町蔵を観た。「町田康」とも言うらしい。なんだかステキングオーラが出ていた。足の悪い刑事役だった。声と佇まいがスキかな。
映画自体は怖いのかと思ってすごくわくわくしていたのだが。え?という具合でさ。包丁とか。うーん。なんか。怖さ。恐怖。っていうのは。もっと。冷静というか。冷静で感情がないことを。想定してしまったのがわかりまくっていて。なんか。
感情のない殺人者がー顔色ひとつ変えないでー惨殺しちゃってーあー死んだと思わせといてーそんでーもう1回出てくるんでしょ?んでー倒したと思ってー平和だーねーって思わせといてー生き残ってるかもよーっていう雰囲気を残しつつーエンドロール。っていうのは。古。

ブレアウィッチプロジェクトの怖さは今までにない恐怖感だった。怖いものがわからない。でも。存在はある。効果音がない。自然。逃げ場がない。自分で選択しているつもりなのに。知らないうちに追い込まれる。観てる者が五感で恐怖を感じる。ホラー映画は。大変だなあ。怖くないといけないんだもんなあ。

しかし、問題はそこじゃないんだよね。きっとさ。今まではそれはお話の中だけだった。でも今は違う。現実が想像を追い越してしまったことなんだ。毎日毎日毎日現実に起こる事件・事故は映画じゃない。フィクションじゃない。だから怖い。お化けがやるんじゃない。血の通った人間がやっている。
「ジェイソン」や「エクソシスト」。「エイリアン」や「シャイニング」。あるいは。「としまえんのお化け屋敷」。漫画の「うしろの百太郎」。「あかんぼう少女」。そんなもの。なんだっていうんだろう。

人が人を殺す。子供が親を殴り殺す。親が虐待して子供を殺す。食べ物がなくて飢えて死んでいく。手首を切って自殺する。目に見えない敵と。菌や。テロと。戦っている。
「カッとなって刺した。」犯行の動機がこの一言で終わってしまう。この単細胞的な感情だけで。命が消える世の中だ。

私も。あなたも。全ての人が。五感を研ぎ澄ませなければ。オーバーアクションし、使える感情を全て働かせろ!三大欲望を満たし、使える器官をフル活動させろ!!心臓を高鳴らせ、汚染された大気を吸い、吐き出し。全細胞に酸素を送り込め!生まれて死ぬまで。その全てが動く最後まで。ひたすら。ひたすら。ひたすら。

2001年10月28日 あーたーまーがーいーたーいー。

アホダラ教の「おーまーえーはーあーほーかー」風に。オダラジのバナーを作りたいのだけど。どうやって作ったら良いのかわからない。なんかカッコイイねえ。バナーを使って!とか言ってさ。どうでもいいんだけど。なんとなく、結局。自分の責任だよね。元を作ったのは。この俺はあわれな凡人よ〜♪なんてステキングなメロディ。ステキングな詩。「生活」最高。これスゲーカッチブーなCDだよなあ。俺が死んだら〜立派な墓を〜人のあわれを誘う悲しい墓を建ててぐで〜!♪どっかからカウントされる音が聞えるだー。カチカチと。なんの。カウント?なんの。南野。ビー玉のお京。小座布団を投げてたのは、オニャン子の。吉沢アキエ。あー。違うんだー。もっと。スムーズに。もっと柔らかいものが。最近は「書き欲」が生まれてーえーこーなーいよーおおぉおおぉぉぉ!!@「凡人」風に。何か良いことはありましたか?最近楽しいことは?読書してますか?あなたは元気ですか?目に見えないものに包まれたい。蜘蛛の巣みたいな場所が良いです。

春に行った赤羽の団地の片隅。


2001年10月25日 ヤクルトスワローズ日本一。

4勝1敗。予想通りの展開となった。でも、今年の日本シリーズは面白い試合ばっかりだった。1戦から5戦まで、どの試合もみどころがいっぱいあった。どっちのチームも「らしさ」が出て、勝利してるところが良かった。ダイノオトナが白いボールを追っ掛けて。打てだの刺せだの。と思うだろうけども。神宮球場一塁側外野スタンドに行ってみれば。判る。あの。なんだかわからない。空間と。ビヤーと。野次と。傘と。なんだか判らないけど。なんだか。パワー全開になった。若松監督に。なんか。貰った気がした。
嗚呼。ヤクルトファンになって。もう11年。優勝の瞬間にスタンドで泣いていた数年前よりも。もっと嬉しいと感じた。これから。エレカシのライブまでこれで持つと思う。
若松監督。ホントに優勝おめでとう!あんたステキな大人だよ!

2001年10月16日 若者よ ダブルクリックをやめなさい。

昨日、888(みつばち)とヌピード、ヌルー&ヌンキのライブに行った。今日だけのバンド。2つはDMBQとゆらゆら帝国と知り合いだそうです。んで、ヌピード…の方が先で、(自分のライブ観戦の中では)かなり近くで観た。ドラムもよく見えたし、私はベースのゆら帝の田中さんそっくりな人側で、彼のベースブリを観ていた。近くで見れば見るほど、あの指が手じゃなくて、蜘蛛みたいな、エイリアンの卵を人間に植付ける幼虫の足みたいな動きでなんだか。すんごいカッチブーだった。力を入れてるように見えない。んでもめちゃくちゃベース音がカッコイイ。

ドラムの人があんなに残りの2人を見て合わせてるとは思わなかった。ギターとドラムとベースのバランスがすごく好きだー!@伴宙太風に。坂本そっくりなボーカル&ギターは「あと3曲です。」と「次はみつばちです。」しか話さなかった。

「ラメのパンタロン」とか。スゴイだよ。「でっかいクエスチョンマーク」もライブの方が好きだ。「ゆらゆら帝国で考え中」もライブの方が飛べる。前にいたけど、ギューギューしてなくてよかった。最近は「悪魔がぼくを」がみぞおちに入りまくっていたのだが。やらなかった。残念。

シェルターはカメラ撮影オケーみたいで。みんなバシャバシャ取りまくっていた。スゴイフラッシュの数。デジカメとかもいた。シェルターだからオケーなのか。この2バンドだから良いのか。エレカシの時はカメラチェックしたかなあ。忘れちったよ。あのべっぴんさんも撮っていた。あとからメイルで「良く撮れてました。」と嬉しそう。よかったよかった。

で、楽器の入れ替えの時間にそそそそと前にスライドして行った。よっちゃん風な人は自らドラムを組み立てていた。んで、「はげ山の一夜」が流れて。888が出てきて、DMBQの曲をズババーッとやった。
「今日で888は活動を停止します。」と増子さんみたいな人が言っていた。あとで「888辞めないで〜!」と言われていた。
最初の曲で、すでにどんどんスライドスライド…としてくうちに真ん中辺りに行けた。しかし私は増子さんみたいな人がイチバン好きなので、斜め加減を気にしながらだった。松居さんみたいな人と龍一さんみたいな人は恐ろしく近くで。弾いてるギターもよく見えた。
音の感じもこないだのロフトより良かった気がした。「speed-beat」と「Turtledove」を期待してたんだけど。やらなかった。よっちゃん風な人は化粧が断然バッチシだった。ドラムがスゴイ音だよー!
イチバン良かったのは「Halation」!!これホントに好きな曲だ。大好きだー!@ケインコスギ風に。
何やったのかウル覚えなので。曲のリストはメタメタだ。前にいるとそういうことが機能停止してしまう。ともかく音に埋もれる感じだ。人にも埋もれてるんだが。

後半はやっぱりDMBQみたいにボーカルの人がダイブした。2回目のダイブでやっとわっしょいできるーと思ったら、増子さんみたいな人が私の手をガッと掴んだ。そのままそこを軸にして客の上で安定していた。わっしょいと前に押し戻したのに、また龍一氏みたいな人とコソコソ相談して。2人が飛んで来た。今度は龍一氏風な人だった。背中がぐわっとやってきて、わっしょいと戻した。
増子さん風な人はそのまま後ろになだれ込んで、天井に取り付けられたオブジェの鉄棒にぶら下がって、ブラブラし始めた。このまま飛ばれると、あのブーツでアゴの骨折るなあ…と思ったが、どうやら、鉄棒がはずれたらしくズルッと落ちた。そのままわっとみんなで増子さん風な人をわっしょいして。戻した。

で、やっと終わったけど。アンコールしたら、とん平&ビショップが出てきた。初めて聴いたけど、すごーくカッチョ良いんだよ。
「お前たち、何を浮かれているんだ!お前たちがこうやって浮かれてる間にも、世界中の子供たちが苦しんでいます!ぬるま湯につかってんじゃねえよっ!!」から始まった、「東京砂漠」(?)

最高だった。「丸の内!」「山手線!!」なんて良い曲なんだ。ボーカルの人はリズムと全然外れたステキングな踊りをしていた。
アンコールでとん平…が出てくるなんて。
魂を全部持って行かれてしまったので、フラフラしてしまった。今年の最高ステキングライブになった。
井の頭線の電車の中でもニタニタしてて。そのまま友人に会ったら「うっとりしてるよ!」って。言われてしまった。「私の知らない世界に行っちゃったんだね。」と久し振りに会った友人に言われてしまった。

2001年10月14日 あなたがほんとに嫌いです。

あなたってこうだよねって言ったら、多分刺す。あー。なんてことを。でも、言ってもらって嬉しい人と。アタマがグラグラしてきた。どうして。そうでない人がいる。の。どうしよう。美しい人を探してます。差別してるの。僕ほんとに。どうしようもないです。ゲマインシャフト。ゲゼルシャフト。大丈夫だ。ほんとの自分を知らない人に、断言されることほど。嗚呼。違います。いやなことはないと思うのだけど。間違ってる。目が綺麗な人なんですよ。どうだろう。ごめんなさい。違う。あー。ヤツ当たりです。自由なんて。やっぱりこれは違う。不正確なもの。あなた。形にならないものとか。大丈夫だ。星の先。許してもらいたい。怖いかね?どこにも属したくない。乾燥してる。僕の力はあまりにも。どこの世界にも。視点も。あの人の視線は。どうしようもなく最低だ。ヒステリック。嗚呼。こんなこと言っちゃいけない。シニカル。ダメだ。漸層法にて。やりたいのです。でも。そうですね。全然ダメ。美醜。そうでしょう?こんなの。あー。ホントは。最終的には。傍にいてくれ。人に決められた木箱だけには入りたくない。随分。待ってなくてはいけませんか?入るなら自分で作るさ。嗚呼。どうしてこんなことしか書けないのだろう。つまらないあなたには。できない。脳は1番奥のほうに。こんなに欠けてる。電話してください。こんなに厚かましい。ははは。愛されたりしたい。ごめんなさい。すみません。ホフマン方式。素晴らしいタイミングで。僕を。音楽を聴きたい。気持ち良くしてくれる。僕も。気持ち良くしたいと感じ。あの音が聴きたい。カテーテル。あー。なんてアホらしい。いや。消し去ってしまいたい。なんてつまらない。表現は悲しい。されど。あー。

2001年10月13日 風林火山。

11日に 「新たな戦争か」、第二次文明戦争か −イスラム世界から「報復戦争」を考える− というテーマでエルマジュラっていう人の講演会を上智大学に聴きに行った。遅刻していったのだが(よく遅刻するなあ…)、立ち見も出て、中に入れない状態。途中で会を中断して全体に席を詰めてようやく後ろの空いたスペースに座り込んで声だけを聞いていた。

イスラム世界の視点から今回の事件等を考えよう(考えられるか分からんが)と思ったのだが、氏が国連とかユネスコとかに勤めてたということもあってか、イスラム世界っていうよりも、「グローバルな知識人のお話」を聞いたという具合で。空を見上げちゃうような感じです。
しかし。やはり。そのひとつひとつが重く。感じられた。理想かもしれないが。それを望むことすら。欠けてしまっている。

この世界は文化的多様性を持ち、その多様性ゆえに戦争というものは起こってしまうだろう。しかし、戦争は運命ではないという話。そして、それには「対話・文明・平和」が必要であると。
テロリストは絶対許さない。テロなんて最低だ。だが。今回の報復措置によってたとえ事件が解決したとしても。根っこの部分っていうのはもっともっと固くなってしまうんじゃないのかなあ。と。思った。
何かもっと違う方法で。何か無いだろうか。なぜこんなに反戦デモが世界中で起きているのか。アメリカで起こった同時多発テロで、親を亡くした子供が何人いる?今まさに同じことがアフガンで起こってる気がして。すごーく。
「対象はテロ集団で、アフガンは友達だから」。とか。しかし。この状況。になったら。
「我々だって、完璧じゃないさ。完璧な車なんて無いだろう?」
…アホ〜!!!!!!!!!ケンカしてる当人のそばにいた人間を殴ったら「ごめん。わざとじゃないんだ」と言われて。親指をぐっと立てて、「イエス!そうだよねーオッケー!」で。済むかアホ。

講演終了後、質問タイムでゾマホンがいることに気がついた。ゾマホンは日本語で「アフリカで今、1日に何人の人々が亡くなっているのか。ご存知ですか?」と言っていた。
1〜1.5万人。伝染病などが流行ると8万人程度だろう。しかし、数字ではなく、そういう状況が問題なのだ。みたいなことをエルマジュラ氏が答えていた。ゾマホンがその後、アフリカの各国で起こっている問題点などを挙げていた。
今回の問題とは少しずれたかもしれないが、日本人がいうよりももっと重みのあるものだったし、背負ってるものが違うと感じた。

講演会後の牛タン…。うひー(涙)。私が狂ったらすぐに言わなくちゃ。

2001年10月9日 お前、なに?

響いてくる音がどこからともなく彎曲している気がして。昨日の夜まではそんなことはなかったのだが。反芻動物君とは。一体なんだよ。あなたは自分の手を汚さないでも。僕を簡単に貶めるね。さぞやイイ気分だろう。偽善者。何て汚い顔だろう。嗚呼、でもやっぱり悲しいよ。悲しくて気が狂いそうだよ。無垢な犯罪。見事にあなたは勝利した。あなたは勝者だ。なんだか。涙を流してみても。なんだか。それさえも。もったいない気が。あなたの為に流して何になるんだろう。無駄な行為。猟師に「なぜ生き物を殺すのですか?」と聞くようなものだ。僕を殺しなさい。僕の肉を食べなさい。皮を剥ぎ体に巻いて暖まりなさい。糸を。張り巡らせてた。右の肩にあなたのナイフが。刺さっているようだ。あの日にやったの?僕が青い封筒を破いて棄てた瞬間だ。あなたは。醜い人だ。僕も。惨めな者だ。もっと違う感覚で。もっと違う愛情を紡ぎたい。柔らかく、暖かいものが僕には全く足りない。悲劇的になってはいけない。違うんだ。これはただ単にアドレナリンを増加させたいだけ。ヒーローは別の世界にいる。ココは汚い。お前は違う。と雄鶏が言う。

2001年10月8日 美しい言葉。美しい時間。美しい体。

雨の中、知人の舞台を観に行った。学芸大学駅まで。遠いよー。代官山で加藤淳に会えないかなと思った。家を出たのが5時過ぎだった。吉祥寺までバスだったのだが。なんだか道路は混んで。雨だから?
ともかくかなり遅刻して。観た。面白かった。感想をちょろっと書いて、へかへか退散しようとしたら、脚本・演出・出演の知人(正確には知人の知人)が呼び止めてくれていきなり、「どうだった?俺のダンス。」と、言った。
「え?ミラクルマンの?」と、言ったら
「違うよ!俺のソロ。最初にやったんだ」と言った。だから
「いや、遅刻したんだ。ゴメン。」と言ったら
「なんだよー、俺のダンス…観れなかったのか…」と
残念そうだった。相当気合いを入れたんだなあと思った。彼には既にファンが付いているので、あっという間に囲まれた(2人だけど)ので。「じゃねー」と退散した。
移動時間の方が、鑑賞時間よりも長い。なんなんだコレは。使い捨てコンタクト買わなきゃなあ。メガネ君になるなーこのままだと。
日本全国総評論家みたくなってる。アホか。もっと警戒。もっと慎重。空爆が始まった。絶対一般市民を傷つけないで、テロ集団だけを身柄確保して欲しい。アメリカでのデモを見た。もっともっともっともっともっとだ。歌を歌え!

2001年10月6日 愛してーる。

In the Soupを日比谷野外大音楽堂に観に行った。なんと、A2列の24であった。てっきり2列目だと思っていたら、なんと最前列のど真ん中であった。最前列のど真ん中といったら、ボーカル君の目の前であった。ビビッた。さすがに、ココはすごく近いなあ。エレカシだったら、尋常じゃいらんないだろうなあ。泣いちゃうなあ…。とか思った。
新しいアルバムも買ってないし、どうなるかなあと思ってたけど、案の定、ファンのフリとかにも全然ついて行けない、恐ろしい状況になってしまった。みんなが手を挙げてるところで、真ん中で鼻垂らして、前を見てるあんまり熱心じゃないファン。盛り上がってないわけじゃないのだけど、とってもソコ異常です。
いつもの調子でライブを聴いてると、ノリの悪い人になってしまーう。

ライブは新旧織り交ぜた構成で、めっぽう歌う事が楽しくてしょうがない様子の中尾は何度も空中を噛み締めてる感じがした。
野音って、やっぱ魔法かけるよなあ。どのバンドにも。
中尾の顔とかをじっくり観れないので(あまりにも近すぎて、盗撮するみたくみていた。盗み観だよ。)、舞台そでとかを見ながら、曲を聴いていた。1つ1つがあっという間に終わって行ってしまうような感覚があった。

「東京野球」ではゴム製のボールが後から飛んできて頭に当たった。「風の子」では紙ひこうきが後から飛んできて頭に当たった。アンコールの最後、ドラムの人がストックしてたスティックを客席に投げて、最後の1本が跳ねて肩に当たった。…しかも取れなかった。足元にあったボールや紙ひこうきはひまを見て投げ入れた。

本編だけで2時間。アンコールも2回。新しい曲はあまり分からなかったが、良い具合になっていた。ライブ後、客が引き上げてる中、舞台袖からベースの人がこちらを覗いていた。手を振ったら、振り返してくれたよ。他の客は気がついてなかった。観れれば良かったのにー。
あとからじんわり温かくなるようなライブだった。中尾の声は空に遠く放たれて、飛んで行った。楽器の音もどれも鮮明に聴こえた。本編の最後に中尾が「檸檬!!」と言った瞬間、花火がドガーンとステージでなって、爆風と火薬の粉が飛んできた。コレは1番ビビッた。自分がハトだったら、死んでるだろう。
「檸檬」はライブで昇天。良かったー。「グリーングリーン」も良かったー。これから全国ツアーが始まって。東京はナシだったようだが、SHIBUYA-AXで最後やるみたいで。急遽決まったみたいだ。

爽やかな風のような。「怒り」とか「飢え」はないけど。ひょっとしたら、それは要らないのかもしれない。ライブで「死刑宣告!」されるよりも、「愛の汁でいっぱいにしてくれよ」というボーカリストの。この瞬間には。

ともかく、こんなすごい席でライブを観られることは滅多にないことだ。とてもとても嬉しかったし、楽しかったし、曲も良かった。

2001年10月5日 KEEPING THE FAITH

BILLYJOEL。特に「AN INNOCENT MAN」というアルバムは想い出が深い。中学の頃、コレばかり聴いていた。意味はわからないが、殆どソラで歌える。好きな人にこのテープをあげたりした。そんな中学生やだなあ(笑)。今思うと迷惑だったかもな。BILLYJOELの声がなんだかとっても励みだった。果てなく大人を感じさせた。ジャケに写るセピア色の外人。行ったこともないアメリカ。ニューヨークにはこんな人がいるのかと。ハナタレへッポコ中坊は想いを馳せていた。今聴いてもいいねえ。声がいい。おーねすてぃー♪よりも。オススメだ。







僕はできるなら前進したい。 おまえはブレーキをかける。あとじさりする。
ぐるぐる廻りをし、後向きに走る。
でも、なぜなのだ、僕が白い棒をたよりに進むからといって、
このへーラクレースの難業に、ぼくを誘うというのはなぜだ?

せめては僕のリズムを狂わせ、よろけるように仕向けてくれたまえ。
目的めがけて夢中で走る競争は、かんべんしてもらいたい。
僕の火が盛んに燃えるように、薪をいちいち掻き混ぜてくれたまえ。
願わくは、僕のペンが、酒を呑んだ女そっくりでありますように。

有刺鉄線の長いやつ、短いやつ、
あれこれ構わずに使ってくれ。成功のチャンスを狂わせてくれ。
夢の発掘のための令状をでっち上げたまえ。
    僕の裁判では嘘をつきたまえ。

そして、もしも行きずりの誰かが僕の詩に敬礼したなら、
そいつを尾行させたまえ。法廷へ訴えに行きたまえ。
僕の詩が好きだとすれば、いずれにしてもうさん臭い。
    そいつは悪しか愛せないのだ。

そいつが、僕の例にならって、無実の罪に問われてほしいものだ。
    必要ならば証人たちに金を払ってくれたまえ。
あなたのかたわらで、そいつの誕生に慶意を表したいと思う、
    死刑台という晴舞台の上で。


ジャン・コクトー全集U p.137- 「数字7」 入沢康夫 訳より一部抜粋。 

2001年10月4日 スターダストメモリー。

我がツバメ集団は、地元優勝を逃した。延長12回で引き分け。明後日から横浜だ。せっかく傘持って応援してたのにさあー。優勝できるのかなあ。
ネットで義援金を呼び掛けて、銀行口座番号を聞き出して、引き落としてしまう、悪質な詐欺事件(良質な詐欺事件なんてあるわけないんだけど)が起こっている。人の善意を逆手に取った、腹を壊した時の平蔵のうんこみたいなAHOがいる。アメリカでも起こっているようだ。
パオの会報。トミがカッコイイ。コルベットも、バッドマンの車みたいである。宮本もイイ具合で髪の毛が伸びている。ライブの時にはさすがにヘヤーカットしてしまうだろうか。やだーいやだーい。
「なんでモデルのオススメの本は山田詠美で絵本はアンジュールなの?確かに2つともとっても良いけどー。」(コレは私の携帯電話の声)
「チャック&バック」っていう映画。すごーくおもしろそうだ。すごーく観に行きたい。絶対コレオモシロイと思う。あんまり宣伝とかされてないけど。オモシロイと思う。
昨日は竹中直人と小島聖の「飼育」(だっけ?)を観てしまった。小島さん。ナーイスバデー。最近の邦画って、こういう路線が多いんじゃないかとか思ってしまう。もっと普通とか。もっとロマンチックとか。そういうのが良いなあ。こないだシックスセンスを後半だけ見たけど。なんて無駄な時間を過ごしちゃったのかと。
誰でもいい。ためになる話を。楽しい話を。聞かせて欲しい。

ああ…。ほんとに何もない。なんだか、何もない。


2001年10月2日 あ、そうだ。

バガボンド11巻も買っちゃったんだ。またしても書籍。海よりも深く反省。

2001年10月2日 やさしい人が好きです。

古今亭志ん朝が。うー…。きっと。あんましいないんだよ。ああいう噺家は。すごく残念だ。ローズの敬遠騒動。波紋広がりまくってるな。十数年前と同じコトしちゃった。王監督。巨人の監督の時にもバースが54号。で。敬遠。コミッショナーもいかってんじゃん。海の向こうでもボンズが敬遠の嵐だという。ま、そういうことなんだろうね。あと一勝すれば優勝できるツバメ集団は甲子園で延長12回裏でサヨナラ負け。なんだかなあ。若松監督も目が赤くなってたぞ。小動物の目に戻ってきてたぞ。高橋尚子は世界新記録。じじいの定年退職よりも、こっちの方が、ニュースになっても良いんじゃないの。そりゃ、タダのじじいじゃないから。取り上げるのは良いけど。先日アメリカでテロ事件以後、初めての大々的な反戦デモがあったらしい。道端ですぐに議論の輪が出来ては消え、消えては現れるらしい。多民族国家ならではの光景だろう。それが出来る国なんだ。それが可能な国なんだ。
下北にチケットを取りに。シェルターに並んだ。DMBQやゆらゆら帝国ファンの人達と話していると自分に近い音が鳴ってると感じ嬉しい。「キングブラザースに行きたいんですう」とか「エレカシ好きなんですう」とか。かわいく言ってみたら、「私も〜」と言われて。ニタニタした。近くライブ会場で会えたら良いな。と思う。夕暮れ。

2001年10月1日 僕を置いて行かないで。

エレカシのアルバム「goodmorning」を聴いている。ガストロンジャーの次の曲。タイトルなんだっけ?
ああみえて〜もアイツらのバックボーンは結構ひろーくてさあー♪っていうヤツよ。「イエスアイドゥー」だっけ?「バックボーン」だっけ? (コレは断然バッチシふざけてるんだけど)自力で思い出したいから、意地でもジャケを見てないのだけども。なーんだっけーなんだっけー(モーンチッチーモンチッチーは明治のお菓子だモンチッチー♪風に)。
「ちっくしょー!」だっけ?ア゛ッ!「眠れない夜」か?!!!今、神の声が。ボイスオブゴッドが。なんかそんな気がしてきた。違う???でも確認しなーい。なぜなら、なんか負けた気がするじゃん(誰に?)。精神暗黒街じゃなし。あいあむはっぴーじゃなし。生存者は今日も笑うじゃなし。情熱の揺れるまなざしでもなし。武蔵野でもなし。コール…、そーめにーぴーぽー、ごっとふぁーざー、レディースエンドジェントルメン、ぐっどもーにんぐ…。他全部言えてないかー?

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