最終埋立地 8月分


2002年8月31日 超音波で愛の告白。

8月29日のモーサムと54−71のライブ。渋谷クアトロ。

セットリスト(モーサム)
1 LAKE SIDE
2 9
3 パルス玉
4 idiot
5 未来は今
6 HigH
7 見知らぬところ
8 DUMDUMPARTY
9 DAWN ROCK
10 カリフォルニア・ガール
11 壊れてるよ
12 冷たいコード
13 ONE STAR
14 echo

「LAKE SIDE」って、しょっぱなから泣きが入るんだよなあ。SEの流れからそのまま生演奏に持っていくやり方が。憎いほどカッコイイ。モーサムのソリッドな部分が好きなところなんだけども。「見知らぬところ」のあの。感じって。何だ??この感じは。という。今までどんなライブでも感じたことのない。くすんだ感じの。やっぱり、日本のバンドっぽくない部分が見えてくる。「パルス玉」も。「ONESTAR」も。「冷たいコード」や。「HigH」のぐぐっと。音を無理矢理ねじ込んでいく百々のギターが。スゴク好き。百々がいいというよりも。百々のギターがぐっとくる。「上がってるー下がってるー♪」の「るー」の声にゾクッっとしてしまった。昨日。なんかスゴク色っぽい。音がかなり悪かったような気もするけど。後半は。ミリペンで。迷い無く。丸を描く漫画家のような感じ。その線が黒くハッキリしてた。最後の「echo」はどよめきが起こるほど。素晴らしい演奏。最後のアノ終わり方も良かったなあ。カッチブーだった。

エレカシの場合。エレカシの何がスキだって。宮本が好きなので。宮本が紡ぐ音全てが。「愛すべきもの」となってる部分がある。無条件つーか。速いのとか遅いのとか。関係ナシに「いいぞ!」と。例えば。「クソのうた」を。創ったとしても。「ABCのうた」を。創ったとしても。多分「宮本、あんたカッコイイ!」と。言ってしまうんだろう。「銀ちゃん。かっこいー!的世界」なのだ。きっと。さっき。ロッキンオンフェスみたけどさあ。あの眼見たー??(馴れ馴れしく)良い眼してるよなあ。「ファイティングマン」最高じゃん。風にナビク髪と。トミの眼の先と。何だかスゴク久し振りに観た感じした。

広尾に行くのに。中央線で。吉祥寺から1駅で人身事故。新宿に行くのに。1時間も掛かる。男の痴漢に会う。中央図書館ではコピーが1部抜けてる。複写部!投書すんぞ!アホ。という具合で。29日は何だかヘンなことが少しづつ重なっていて。プチストレス溜まりまくった。イベントTシャツも。MO’SOME TONEBEDERになってるし…。N抜けてんよ。

2002年8月28日 唯一無二のエロ漫画。

あなたはどう思う?
モーサムのライブ。大阪で、ステージによじ登り。フロアにダイブをする客。数回ステージに上がり。ダイブし。ステージにセットしてあった。百々のギターを倒したそうだ。直後。キレタ百々がそのダイバーを。追い掛け。ボコボコに蹴り。ヤツがステージから降りる(落ちる)まで。キックアウト。その後のライブは。ナイフのようで。帰り際の百々の苛ツキは客にまで伝わったようである。

ダイブする為にライブにくるのか。音を聴くためにライブに行くのか。盛り上がりや。興奮状態とは。明らかに違うそのノリに。客も。ステージで音を鳴らしてるヤツらにとっても。決して良い思い出は残らない。もっともっと近くで観たい。それは誰でもある。でも。ダイバーはそれとは全然違う位置にある。気がしてならない。踏み台にされるとそれを感じる。モッシュに行くのはそんなのも覚悟の上。宣告承知で。そんなもんだとわかってる。それが嫌ならビヤー片手に。シャに構えて。タバコでもフカシテリャ良い。音に遊ぶのは場所じゃない。とはいえギリの線がある。最近。笑っていられない。まあ滅んでくれることは皆無だ。

金を払ってるんだから。その分だけは楽しむ。いや楽しませろ。なんだけど。楽しませてもらう為にも最低の。マグロ状態の女。こっちもヤルキ半減。みんな同じ。紙一重で。天国と地獄で。蜜の味を知った人間は。それが忘れられず。金払う。ライブやコンサートで得る「アノ感じ」を知ってるからだ。


明日。モーサム&54−71@クアトロ。

2002年8月27日 アホ!脳!小鳥!

終わんないよー。明後日まで。明後日しか。あと何回くらい寝ればいいんだろ。とても眠い。

2002年8月17日 酔っ払いは饒舌でアホだ。

久し振り。例えば誰かが誰かをとても抱きしめたいと思い。それを受け入れる体制のできている人物がいるとしたら。それはとても人生の幸福じゃないかと思う。俺は優しい人が好きだ。常にだ。自分の力を誇示する人は敵だ。あたしが俺がは嫌い。消えて無くなれ。オマエだ。優しい人は幸福の匂いがする。でもすごくバリバリザリザリ。焦燥感。とかそういうの。でも感動と。涙とか。かわいらしいものとか。囲いたい。俺を廊下で呼びとめて。説教を言う高校の学年主任とか。懐かしい。オマエ煙草なんか。吸うなよ。何してるんだ。授業出てないじゃないか。雨は冷たいね。授業は真面目で。ノートもありますが。懐かしい大人。もういない大人。賞味期限切れの記憶だ。恋人イルの?と言う小学生。水深3メートルで言うコトバハ。恐い。助けて。だ。俺満腹。日本酒はあんまり呑めないの。と言う女。突き落として本音を吐けよ。蒼いクチビル。水の中は冷たい??新宿でその喉を潰そうか。明日は晴れるの??白線の内側までお下がり下さい。そうそう。いつでもオレタチ好きなこと。してるのはいつも白線の内側で。唾を吐く。まともだよなあ。全く。すんごい普通だと思う。

2002年8月16日 人間は皆優しい。

いつもより10センチ。ユルイ自分でいてくれ。
その10センチ分のスペースに。いろんなもの。スキなものだけを詰め込みたい。
完璧な人間なんていないさ。なんて。負け犬の考え。そう常に完璧であろうと。する精神を持ち合わせた完璧じゃない人間がいい。 ぐっと魅力的である。

衿を正してキザなセリフを吐け
笑う瞳に永遠の涙を湛えろ湛えろ
忘れかけてた夢が蘇るはずさ ああ
おれたちゃそうさ おれたちゃ自由さ
(暮れゆく夕べの空@エレファントカシマシ)

平蔵はその後。回復して。ケロっとしてます。呼んでも振り向きもしないほど。のフテブテシサが戻ってきました。 心配してメイルくれた方達。ありがとうございます。


2002年8月11日 おだラジは3周年です。
MO'SOME TONEBENDER観に行く。くるりとSNAIL RAMPとのイベント。渋谷AX。くるりはドラムの人が脱退して。サポートの人だった。岸田は特にそのことには触れずに曲をやり、客を笑わせ、ダンスをしていた。

モーサム。後ろでビヤーを呑んでいたが。そろそろと前に行く。3列目に行ける。新曲あった。「頭の中がー♪」とかいうヤツがぐっと来た。ゆっくりしてるヤツも良かった。百々との距離。およそ5メートル。「ありがと」とだけ言って。ギターを抱えて去っていった。こないだのFACTORYでは投げ捨てて帰ったのに。終わった。

すたすたと。ビヤーを買い。スネイルランプ。壁際で。観てた。スゴイ盛り上がり。MCスゴイいっぱい喋っていた。アトの方になって両脇からバシュー!と銀色のテープが放出された。それを拾って帰る。Tシャツ買ってしまった。会場が寒かったので弐枚重ねで着た。上はDMBQ。下はモーサム。
客の中にエレカシTシャツ着てる人発見。象の全身骨のやつ。モーサムファンだろか。

2002年8月4日 老い。


平蔵の散歩の途中で、セミの幼虫が歩いてたので、連れてきて観察した。葦簾にくっついて、数時間後に脱皮した。その数時間後に茶色になった。


明け方、もう居なくなったかな?と思ったらまだジッとしていたので、生きてるかあ?と触ったらおしっこをしながら勢い良く飛んで行った。メスかもしれない。初めて見たが、あまり感動しなかった@ソーリ風。


以前、「ライフ」アルバムの感想で脱皮した昆虫の例えを書いたが、想像としてはセミのコレに近いのかもしれない。



平蔵は今具合が悪い。ゲーゲー吐き。もう胃の中に吐くものが無く、キイロの胃液を吐いている。食欲も無く呼吸も早い。大したことがなければ良いのだが。前に飼っていた犬がテンカン持ちだったのでトラウマになってる部分がある。苦しみや辛さを言葉に出来ない。ただ黙って辛そうにじっとしている。夜中に何度も痙攣を起こし、無呼吸になる。おしっこは垂れ流し。1分ほどすると呼吸が戻り、パニック状態で暴れて。吼える。抱きかかえるようにして2、3時に散歩をする。そんな状態が毎朝毎晩だった。長毛だった毛も刈り取られ、全身の皮膚を真冬に晒し。いつも震えていた。古いセーターを着せたり。毛布をかけてやった。死というものを。無になるということを。リアルに教えてくれたなあ。昔ゴミに書いたやつを今読んでもうーむとキてしまう。また載せよう。



平蔵の前にいた「ミッキー」という名の犬が「テンカン」の発作になり、数ヶ月後、もう最後・・という時、偶然にも動物病院内で発作が起き、診察台に乗せられ、アリトアラユル機械をくっつけられ、アリトアラユル注射をし、アリトアラユル手段でもってヤツを生き返らせようとした(らしい)。私はその時新宿にいた。「スグに帰って来い」と電話越しに家族が怒鳴ってた。そのあと、どうやって帰ったのか、アマリ憶えてないのだが、病院に着くと、獣医さんがヤツの心臓の辺りをマッサージしていた。その動きと同じように心電図の波形が動いていた。頭の後ろらへんに血が行かない感覚。
「今、こうやって押してますよね?そうするとあっちにも波形がでてます。でもこれをやめるとね・・・止まっちゃうの。」
「はい」
「あなたがイチバンこの子を可愛がって、面倒見てたから・・最後を看取ってもらおうと思って・・」
「ええ」
「もう、ダメだと思うの・・ね?じゃぁ、もう止めますけどいいですか?」
「はい」
私がそこで確認するまで、彼女(獣医)は2時間近くも心臓マッサージを続けていたのだ。体中にニンゲンとほとんど変わらないキカイをくっつけたままのヤツの死。目は細く開いていて、口は半開き。ベロがだらりと垂れていた。カラダに触れるとまだ温かく、生きているようだったが、早朝、頭を撫でてやろうとすると耳をウシロに寝かせたヤツではなくなっていた。

家に抱いて帰り、部屋に毛布をひいてヤツを寝かせた。寝かせる時、はずみでおしっこが出た。
「ははは・・おしっこしてるよ」私の服にもかかった。死後硬直なのか少し堅くなってきていた。
「バカだなぁ・・」と言った瞬間に涙が出た。泣きながら何度も呼んだが、ヤツは口を半開きにしたままだった。ちゃんと目を閉じようと何度も瞼を撫でたけど、その度に目を細く開いた。3年くらい前の春の話。(2000年3月13日のゴミより)



 今の職場。

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